日立製作所、愛媛県松山市で新設された松山蓄電所に「系統用蓄電システム」を初納入 再エネ活用・電力安定供給を支援
日立製作所は、松山みかんエナジーが愛媛県松山市に新設した松山蓄電所(定格出力12MW、定格容量35.8MWh)向けに、系統用蓄電システム一式を納入したことを発表した。

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松山蓄電所同システムは、日立グループの総合力を生かしたOne Hitachiの取り組みで、設計・調達・施工・試験までを一気通貫で実施したものだという。


また同システムは、日立グループが国内で初めて納入した系統用蓄電システムとのことだ。

今回納入されたシステムは、日立エナジーの電力変換ソリューションを活用。

電力需給バランスに合わせた効率的な蓄電・放電を行う他、高品質な電力を提供するための管理システムや再生可能エネルギーの出力変動に応じた調整力の供給により、電力需給の安定化や再エネの活用を支援、脱炭素社会の実現に貢献するとしている。
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