セブン‐イレブン、省人化ロボット・アバターを活用した実証開始 補充や接客をロボットがサポート
セブン‐イレブン・ジャパンは、ロボットなどで対応可能な店舗業務を対象に、“省人化ロボット”や“アバター接客システム”を活用するテストを開始すると発表した。

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補充品出しのサポート同社は、店舗を取り巻く環境の変化に対応し、持続可能な店舗運営の実現に向けて、これまでも省人化・省力化に資する設備の導入を進めてきた。
近年のロボット技術を中心としたテクノロジーの発達・発展を踏まえ、新たな取り組みを開始するとのことだ。

同取り組みでは、店舗におけるさまざまな業務の省人化を目指し、複数種類のロボットやアバターを1つの店舗に導入して効果検証を行うという。

東京都荒川区の「セブン‐イレブン荒川西尾久7丁目店」において、補充品出し・清掃・接客のそれぞれをサポートするロボットやアバターを導入。都内の数店舗にも一部のロボットやアバターを導入して、テストを実施するとのことだ。

さらに今後、一般的な立地・商圏およびレイアウトの既存店にも拡大することを見据え、住宅地にある通常レイアウトの店舗においてテストを行うという。

同社は、省人化ロボットやアバター接客システムの活用により、店舗スタッフの業務工数を削減し、新たなカウンター商品の拡販や売場管理の時間を創出して、売上向上を目指すとしている。また、作業割当の見直しと最適化を通じて、店舗経費の改善につなげるという。

今後は、さらなる業務効率の改善を目指して、新たなロボットや設備の導入も検討するとのことだ。

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接客業務のサポート
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