マルチテナント型物流施設「DPL石川白山」を着工白山市は、北陸自動車道や国道8号線といった主要幹線道路に近接しており、金沢市や小松市など石川県内の主要都市に加え、富山市や福井市などの近隣県にも短時間でアクセスできる立地とされる。
同社によると、中京圏などの主要物流拠点から北陸地域へ荷物を運ぶ際、直接輸送では時間がかかることが多いため、地理的優位性がある白山市を「ラストワンマイル」と呼ばれる最終配送の拠点とすることで効率的な配送が可能になるとしている。
マルチテナント型物流施設は、自社専用に建設するBTS型物流施設と比べ、事業開始までの期間を短くできるため、EC事業者や消費財を扱う小売業者などの市場環境の変化に合わせた幅広い物流ニーズに応えられるとしている。
同社グループは、白山市において2022年に大和物流が「金沢物流センター」を、2025年には若松梱包運輸倉庫が「本社第二共配センター」を開設しており、グループ全体で9拠点の物流拠点を展開しているとのことだ。

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