
三井倉庫ロジスティクスとT2、クロスドックと自動運転トラックを組み合わせた混載輸送の実証を開始実証は、三井倉庫ロジスティクスが運営する神奈川県の「座間物流センター」と大阪府の「彩都あかね物流センター」を結ぶ幹線区間を中心に行われ、T2が提供するレベル2自動運転トラックを使用する。両拠点にはクロスドック機能を設け、物流センターに集荷された荷物を保管せずにそのまま仕分けし、次の出荷に迅速に対応する運用フローを構築するという。
今回の実証では、荷主5社(パナソニック オペレーショナルエクセレンス、パナソニックAP空調・冷設機器、ネイチャーラボ、ダイキン工業、ドトールコーヒー、エレコム)が提供する貨物を対象に、混載輸送による積載率の向上や、クロスドックと自動運転の連携による稼働効率の最適化を検証するとのことだ。
また、彩都あかね物流センターでは、通常の保管在庫も混載貨物として積載し、スワップボディやミルクラン方式の活用により、複数配送元への巡回輸送と自動運転区間との一貫連携の可能性も評価するという。
