20~60代の40%が「2026年のお正月はお年玉をあげる予定」と回答 渡し方は「ぽち袋に現金」が78%で主流に
マルアイは、20代以上の男女を対象に「2026年お年玉に関する実態調査」と「今年の年末年始の動向調査」を実施し、結果を公表した。

■今年の年末年始は「自宅でゆっくりする」が最多の69.6%と7割弱が巣ごもり正月を予定 次いで「親族で集まる」19.1%、「自宅近辺で外出する」16.3%

まず、「今年の年末年始の動向調査」を20代以上の男女602名に実施。

「今年の年末年始をどのように過ごす予定か」と聞いたところ、「自宅でゆっくりする」が最多の69.6%、次いで「親族で集まる」が19.1%、「自宅近辺で外出する」が16.3%という回答結果に。


一方、「国内旅行に行く」が8.5%、「日帰りレジャーに出かける」が7.3%、「海外旅行に行く」が3.5%と、遠出をするような予定は1割未満にとどまり、今年の年末年始は自宅やその近辺で過ごす人が多いことがわかった。

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今年の年末年始をどのように過ごす予定か

■来年2026年のお正月は40.4%がお年玉をあげる予定

20代以上の男女2,405名を対象にした調査で、「来年2026年のお正月にお年玉をあげるか」と聞いたところ、「あげる」が40.4%となった。

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来年2026年のお正月にお年玉をあげるか「あげる」人を年代別でみると、最多が「40代」で47.1%、次いで「60代以上」が46.0%と、特に40代と60代以上が多い結果に。

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来年2026年のお正月にお年玉をあげるか(年代別)

■あげる予定の人数は平均3人で、あげる相手は「親戚の子ども」「自分の子ども」「孫(ひ孫)」など子どもにあげる割合が高い あげる金額は1,000円台から4,000円台が主流

「来年2026年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの604名に、あげる相手の人数を聞いたところ、あげる人数は平均3人であることがわかった。中には23人にあげると回答した60代女性など、2桁台と回答した人も少数ながら存在。

続いて、あげる相手について聞いたところ、最多が「親戚の子ども」が58.6%、次いで「自分の子ども」が38.6%、「孫(ひ孫)」が29.3%と、子どもにあげる割合が高くなった。

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来年2026年は、誰にお年玉をあげるかあげる金額は、相手が子どもでも大人でも「1,000円台~4,000円台」が主流に。

「10,000円台~40,000円以上」をあげる相手は、最多が「孫(ひ孫)」で29.9%、次いで「自分の子ども」が24.9%、「親(配偶者も含む)」が24.7%と、血縁関係がある相手に対してあげる金額が高い傾向となった。

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来年2026年のお正月に、お年玉を誰にいくらあげるかまた、あげる金額の全体平均を、2024年11月に実施した「2025年お年玉に関する実態調査」と比較すると、1,000円未満は16.7%と昨年より2.4%上昇する結果に。

そのほか、1,000円台~4,000円台が45.5%と3.6%低下、5,000円台~9,000円台は21.1%と5.2%上昇、10,000円台から40,000円以上が16.7%と4.0%低下しており、あげる金額は昨年より低下傾向にあることが明らかとなった。

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お年玉の金額の全体平均(2024年~2026年比較)

■来年2026年にあげる予定のお年玉の総額を今年2025年と比較すると「変わらない」が最多の59.9% 次いで「増える」が21.2%

「来年2026年にあげる予定のお年玉の総額は、今年2025年と比較するとどのようになるか」という質問に対する回答は、「変わらない」が59.9%と最多で、次いで「増える」が21.2%だった。「減る」は8.5%と、1割未満にとどまっている。

「変わらない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「あげる相手の人数に変化がない」「毎年同じ金額をあげている」という理由が多く挙がった。

また中には「不景気だから(40代/女性)」「増やす余裕がない(50代/男性)」など、経済状況の厳しさから増額したくてもできないという声もあがる結果に。

一方、「増える」と回答した人の多くは、「相手の年齢の変化に合わせて金額を上げる」という理由となり、ほかにも「物価が上がって足りないと思うから(40代/女性)」「物価高なので1万円程度上がる(40代/男性)」など、物価上昇を踏まえて相手を気遣い増額するケースも少数ながら見受けられた。


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来年2026年にあげる予定のお年玉の総額は、今年2025年と比較するとどのようになるか

■お年玉の渡し方は「現金をぽち袋に入れて手渡す」が最多の77.8%

「来年2026年のお正月では、どのようにお年玉をあげる予定か」という質問に対しての回答は、「現金をぽち袋に入れて手渡す」が77.8%と最多に。

現金以外の方法は「電子マネーで送金する」が4.0%、「口座に振り込む」が3.8%と1割未満にとどまり、お年玉のやりとりでは依然として現金が主流であることがわかった。

20~60代の40%が「2026年のお正月はお年玉をあげる予定」と回答 渡し方は「ぽち袋に現金」が78%で主流に
来年2026年のお正月では、どのようにお年玉をあげる予定か

■お年玉をあげるのは「高校卒業まで」が最多の34.6%

「お年玉は、いつまであげるものだと思うか」と聞いたところ、「高校卒業まで」が34.6%と最も多く、次いで「短大・大学・専門学校生まで」が18.2%、「社会人になるまで」が15.9%と続く。

昨年の調査結果では、「成人になるまで」が16.4%、「社会人になるまで」が12.5%と、成人を一区切りと考える人が多い傾向にあったが、今年は「社会人になるまで」とする回答が増え、意識にやや変化が見られる結果となった。

20~60代の40%が「2026年のお正月はお年玉をあげる予定」と回答 渡し方は「ぽち袋に現金」が78%で主流に
お年玉は、いつまであげるものだと思うか【調査概要】
(1)2026年お年玉に関する実態調査
対象条件:全国20代~60代以上の男女
調査期間:2025年11月25日~11月26日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:604名
※全国の20代以上の男女2,405名に事前調査を実施。「来年2026年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの604名に「2026年お年玉に関する実態調査」を実施。
(2)今年の年末年始の動向調査
対象条件:全国20代~60代以上の男女
調査期間:2025年11月21日~11月22日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
有効回答数:602名

<参考>
マルアイ『2026年お年玉に関する実態調査・今年の年末年始の動向調査
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