直近30日で週2回以上の生成AI利用が45.8%(毎日23.2%)に達し、「AIがないと不便」31.6%など、生成AIの利用が“定着フェーズ”に入った実態が明らかになりました。
■“AI利用の当たり前化”の現在地:週2回以上45.8%、Z世代48.3%
直近30日でもAI利用は、「毎日」が23.2%、「週に数回」が22.6%となり、合算の週2回以上は45.8%という結果に。Z世代は48.3%で先行し、「AIを活用するのが前提」の働き方・学び方が広がっていると同社は考察している。
直近30日でのAI利用頻度
■“戻れない感覚”の拡大:“ないと不便”31.6%
“AIがないと不便”の上位同意は31.6%。利用頻度が上がるほど同意率が上がるグラデーションが確認され、使うほど定着が強化されることがうかがえた。
■定着を支える使い方:三本柱と再現性
活用シーンは大きく「下書き・要約・リサーチ」、「資料化(提案・報告の初稿/構成)」、「効率化・自動化」の三本柱に集約。「初稿を早く→仕上げを磨く」という型が普及し、個人発信(動画・SNSの初案生成)にも広がりが見られる結果に。
■まず“3時間”の余白。高頻度層で一気に伸びる
直近30日のAI活用による時短中央値は3時間/月。毎日・週数回の群では11–20時間の帯が相対的に厚く、この結果に同社は、初稿の自動化×作業の短縮が余白創出を押し上げているとしている。
■AI学習への投資意欲は半数近く:46.8%
AI学習に1円以上投資する意欲が46.8%、30万円以上は13.2%という結果に。この結果に同社は、「具体的な活用シーンと型」を備えた実務型カリキュラムへの需要が裏付けられたとしている。
名称:デジハク「AI利用実態調査2025」
スクリーニング:全国18–79歳 n=2,000(2025/10/10–15、インターネット調査)
本調査:就業者×学習前向き層 n=500(2025/10/10–15)
定義:「生成AI活用」=ChatGPT等の対話型AI/AI機能内蔵ツールを仕事・学習に用いること
品質管理:重複排除・QC不合格/極端高速の除外
統計注記:最大想定誤差 ±4.4pt(n=500、95%CI)。サブグループは誤差増。
<参考>
デジハク『AI利用実態調査2025』

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