東京・池袋駅直結の大型IT拠点「IT tower TOKYO」、旧池袋マルイ跡地で2026年3月14日開業
IT tower TOKYOは、池袋駅西口の旧池袋マルイ跡地で進めてきた大規模複合開発「IT tower TOKYO」を、2026年3月14日に開業すると発表した。

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外観パース同施設は、池袋駅西口エリアの再開発を先導するIT拠点として位置付けられており、2025年12月末に竣工、2026年3月14日の開業を予定している。
池袋駅西口五叉路に面した立地で、地下通路を通じて池袋駅各改札と直結しており、JR各線、東京メトロ、東武東上線、西武池袋線の計8路線から雨に濡れずにアクセスできるという。

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施設コンセプト建物規模は、高さ約140メートル、地上27階・地下4階建て、延床面積は約4万1,639平方メートル。池袋西口エリアでは、1992年竣工のメトロポリタンプラザ以来となる大型オフィス・商業一体型の供給であり、新たなランドマークとしての役割を担うとしている。

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フロア構成オフィスフロアは、1フロア約963平方メートル(約291坪)の無柱空間で、天井高3,000ミリメートルを確保している。部門横断のコミュニケーションや多様な働き方に対応し、企業のイノベーション創出を促進するオフィス環境を提供するとのことだ。

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1フロア約300坪のオフィスまた、館内にはワーカー向けの共用施設を複数整備する。5階にはカルチュア・コンビニエンス・クラブが手掛ける「SHARE LOUNGE」が池袋エリアで初めて開設され、平日ランチタイム限定の職域食堂機能を備えた「コミュニティ食堂」も併設する予定。

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SHARE LOUNGEイメージ14階には三井不動産が運営する法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」が開設される予定で、多様なワークスタイルに対応するという。

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ワークスタイリングイメージさらに、医療・ウェルネス分野では、総合健診センター「ヘルチェック」が2027年1月に移転開院するほか、クリニックモールも2026年9月以降に順次開院するとのことだ。

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ヘルチェックイメージ環境面では、再生可能エネルギー電力を100%調達する計画とし、「ZEB Ready」認証の取得を予定している。太陽光発電設備の導入や高効率設備の採用により、省エネルギーと脱炭素を両立した建物を目指す。加えて、災害時に72時間の電力供給が可能な非常用発電機の設置など、事業継続計画(BCP)にも対応した設計としている。
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