■SNS活用のプロ・学習層ですら抗えない「SNSの沼」、95.4%が「無意識のスクロール」による時間の喪失を経験
SNSをキャリア形成の手段として捉えている層を対象に、SNSをスクロールしすぎてしまい、「気づいたら時間が経過していた」という経験について聞いたところ、「頻繁にある(59.5%)」「時々ある(35.9%)」を合わせると、95.4%に達した。SNSのアルゴリズムを理解している層であっても、無意識に時間を消費してしまう「SNSの沼」から抜け出すことの難しさが明らかに。
NSをスクロールしすぎてしまい、「気づいたら時間が経過していた」という経験
■約2人に1人が2時間以上の利用も、約6割は「利用時間に制限を設けない」選択。SNSを利用する時間の「管理の難しさ」が浮き彫りに
1日の平均利用時間は2時間以上と回答した人が約2人に1人(43.8%)という結果となり、SNSが日常生活において切っても切り離せない習慣となっている実態が見て取れる。
SNSを仕事のツールとする以上、単に「時間を減らせばいい」というわけではないからこそ、適切な距離感を見極められないまま、無意識に時間を消費し続けてしまう「管理の難しさ」というジレンマが浮き彫りとなった。
■SNS疲れの正体は「情報の濁流」と「他者比較」。数字を客観視できる層は3割に留まり、約7割が自己肯定感の低下を経験
SNSで消耗を感じる場面では、「過度な情報量の多さに圧倒される(53.7%)」が最多となった。次いで、競合や知人の成功事例といった「他者の投稿と比較して劣等感や焦りを感じる(50.1%)」という声が多く、膨大な情報と他人の成功が、知らず知らずのうちに焦燥感を生んでいる状況が伺える結果に。
一方で、「頻繁に・時々、自分の価値として捉えてしまうことがある」層は合計66.4%に達し、客観視できている層の約2倍に及んでいる。
SNSを仕事のツールとして学び、仕組みを理解している層であっても、画面上の数字を「個人の評価」や「自己肯定感」と切り離して捉えることの難しさが浮き彫りになった。
■「デジタルデトックス」から「生成AIとの反省会」まで。みんなが実践するSNS疲れからの回復法とは
SNSによる疲れや消耗を感じた際の対処法では、「運動や趣味などSNS以外の活動で気分転換する(44.0%)」が最多に。次いで「デジタルデトックス(39.2%)」「意識的な睡眠(34.9%)」が続き、物理的にデバイスから離れ、脳を休めるアプローチが主流となっている。さらに、キャリアアップを志す層ならではのユニークな「SNSに執着しているときは視野が狭くなっていると感じるため、視座が高まる動画を見て意識を切り替える」や「生成AIと反省会を行い、客観的なフィードバックをもらう」といった回答も寄せられた。
この結果に同社は、単に休むだけでなく、最新ツールや自己研鑽の動画を活用し、「主観的な感情を客観的なビジネス視点へ戻す」という、独自のリカバリー手法を模索している様子が伺えたとしている(図7)。
調査対象:リモラボメンバー
・リモートワーク実践スクール「リモラボ」の受講会員753名(女性のみ)
・約8~9割がフリーランス
・約8~9割がSNSマーケティングを学習中、またはSNSを仕事のツールとして活用
調査実施期間:2025年11月25日~2025年11月29日
調査機関:(リモラボメンバー対象)同社調査
調査・集計方法:インターネット
有効回答数:(リモラボメンバー対象)753名
<参考>
株式会社リモラボ調べ『SNSとの付き合い方に関する意識調査』

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