■倍速が当たり前の時代、7割以上がつまずくのは「音声のクリアさ」
タイムパフォーマンス(タイパ)を重視する視聴スタイルが広がることを受け、動画視聴時の再生スピードについて尋ねたところ、約半数(48.4%)が倍速再生で動画を視聴していることが判明。次に、この倍速視聴を行う層に対し、倍速視聴時、音声がクリアでない動画は内容が理解しづらいかどうか尋ねたところ、7割以上(71.8%)が理解しづらさを感じると回答する結果に。
この結果に同社は、倍速視聴は情報を短時間で効率的に得るための手段であるものの、音声品質が低いと、その効率性が大きく損なわれるタイムパフォーマンスの落とし穴があることが示されたとしている。
【左】音声がクリアでない動画は内容が理解しづらいか
【右】動画視聴時、特に不快・ストレスに感じる音の問題さらに、動画視聴時、特に不快・ストレスに感じる音の問題について尋ねたところ、「声がこもっていて聞き取りづらい」(34.3%)が最も多く、続いて「音量が急に大きく/小さくなる」(30.7%)、「ノイズ・雑音が多い」(27.8%)という結果となった。
音声の品質や動画全体の音響設計が、視聴者のストレスの主要因となっていることが明らかになった。
■半数以上が「音が不快な動画」は即スキップ、1割超が“そのチャンネルを二度と見ない”
音声に問題のある動画を見たときの行動について尋ねたところ、半数以上(50.7%)が「再生をやめ、別の動画に移る」と回答。また、11.4%が「そのチャンネルを見なくなる」と回答しており、音声品質の低さが一時的な離脱だけでなく、チャンネル登録者の離脱やファン離れという長期的なリスクに直結していることが明らかになった。
■字幕があっても「音声の聞き取りやすさ」は重要
動画視聴時、字幕があっても音声の聞き取りやすさは重要だと思うか尋ねたところ、8割以上(83.4%)が重要だと回答。この結果に同社は、字幕が音声の補助的な役割を果たす一方で、視聴体験や内容理解において音声の質そのものが持つ情報伝達力が、字幕では代替できないほど重要視されていることを示したとしている。
■視聴継続の条件は「声のクリアさ」と「ノイズの少なさ」
視聴者が「最後まで見たい」「継続して視聴したい」と感じる動画の音声の条件について尋ねたところ、「声がクリアで聞き取りやすい(こもりが少ない)」(61.4%)が最多に。続いて「ノイズ・雑音が少ない(環境音に負けない)」(49.6%)、「音量が安定している(急に大きく/小さいがない)」(47.8%)、「音割れしていない/歪みが少ない」(40.6%)という結果となった。
これらの結果から同社は、視聴者は動画の内容だけでなく、ストレスなく質の良い音声で聴けることを動画視聴の前提条件として強く求めていることがわかったとしている。
調査対象:全国の20歳から69歳の男女600名
調査期間:2025年12月24日
調査方法:インターネット調査
<参考>
民生用ドローンとクリエイティブカメラ技術のDJI調べ『ネット動画の音声品質と視聴行動に関する調査』

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