LINEヤフー、人事総務領域で生成AI活用を本格化 2026年春までに新たに10件のAI活用ツールを順次運用
LINEヤフーは、人事総務領域で生成AIを業務補助ツールと位置付け、2026年春までに新たに10件のAI活用ツールの運用を順次開始すると発表した。

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LINEヤフー、人事総務領域で生成AI活用を本格化対象は、人材育成、労務管理、採用支援、各種申請・問い合わせ対応など人事総務の主要業務で、担当者の業務効率化に加え、従業員の自律的なキャリア形成の支援などに活用するという。
個別業務に閉じた活用ではなく、人事業務全体を横断する形で組織的に展開していくとしている。

LINEヤフーは、生成AIの活用にあたり、出力を参考情報の一つとして扱い、最終的な判断・対応は人が行う運用としている。また、担当部門の人事総務CBUとAIガバナンス部門が連携し、業務内容や扱う情報、対象者への影響に応じて、リスクベースで利用範囲と運用方法を判断する枠組みを整備したという。加えて、社内ガイドラインの整備や周知・教育、情報管理・セキュリティ面の統制を行い、導入後も運用状況を継続的に確認・改善することで、ガバナンスの実効性を高めているとのことだ。

今回の新たな生成AI活用ツールの運用により、同社は人事総務CBU全体で月間約1,600時間以上の工数削減を見込む。あわせて、従業員の主体的なキャリア形成の後押しなど、新たな価値創出につなげることを目指す。

【運用を開始するツール(一部)】

■採用戦略検討のためのデータ整理支援
アンケートなど自由記述を含む定性データの表記ゆれ補正や分類・ラベリングに生成AIを活用し、集計・可視化を効率化。得られた結果は、人による分析と併せて検証しながら、採用ブランディング等の戦略策定の精度向上に役立てる。

■AI自律型面接官トレーニング
生成AIを活用したオンデマンド型の学習環境により、面接時に確認すべき観点や評価基準を体系的に学習できる。模擬面接とフィードバックを通じて、面接品質の底上げを図る。

■面接日程調整の自動化
Google Workspaceなどと連携し、面接官のアサインや日程調整に伴う手作業を削減する。

■スケジュール管理の効率化
人事関連スケジュールを一元管理する基盤を整備し、業務上の確認や調整の負荷を軽減する。


■キャリア自律支援AI
従業員が自身の経験や関心事項を入力すると、生成AIが社内の公募ポジション情報を横断的に参照し、条件に合う職務を整理・提示する。公募情報の要約や適合ポイントを示すことで、従業員が自らのキャリアを主体的に検討できるよう支援する。

■社内公募活性化AI
従業員が簡単なメモや箇条書きで入力した職務経験をもとに、生成AIが対話を通じて内容を整理し、社内公募に適した職務経歴文を作成する。応募書類作成の負担を軽減し、社内公募への挑戦を後押し。
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