約4割が投資判断にAI・SNS要約などの「時短テク」活用 約3割は一次情報を見ない「タイパ完結投資」
400Fは、全国の「オカネコ」ユーザーのうち投資経験のある253人を対象に『オカネコ AI時代における「投資の情報リテラシー」に関する意識調査』を実施し、その結果を公表した。

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『オカネコ AI時代における「投資の情報リテラシー」に関する意識調査』

■投資判断にAI・SNS要約などの「時短テク」活用35.2%、約3割は一次情報を見ない「タイパ完結投資」

投資情報の収集において、AI要約やSNS動画、倍速視聴などの”時短テクニック”について「よく使う」は14.2%、「たまに使う」は21.0%と、使用している人は合計35.2%に達した。

約4割が投資判断にAI・SNS要約などの「時短テク」活用 約3割は一次情報を見ない「タイパ完結投資」
投資情報の収集において、AI要約やSNS動画、倍速視聴などの”時短テクニック”を日常的に使っているかまた、最終的な投資判断を下す際、一次情報(目論見書やIR資料)を「ほとんど確認せず、要約や推奨を信じる(タイパ完結派)」と回答した人は28.5%にのぼる結果となった。


約4割が投資判断にAI・SNS要約などの「時短テク」活用 約3割は一次情報を見ない「タイパ完結投資」
最終的な投資判断を下す際、一次情報(目論見書やIR資料)を隅々まで確認するか投資判断のスタイルとしても「メリットに着目し、リスク説明をさほど気にしない」という回答が37.5%に達しており、効率を重視するあまりソースの確認を省略する傾向が一定数見られた。

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投資判断において、自身のスタイルとして当てはまっていると感じるもの

■投資家の6割以上がAI偽動画に対し「判別に不安を感じている、あるいは無警戒」

SNSで著名人が投資を推奨する広告・動画における「AIによる偽動画(ディープフェイク)」の判別について聞いたところ、「自信を持って見抜ける」と回答した人はわずか7.2%だった。

一方で、「あまり自信がない」が47.4%、「そもそも、SNSの動画が「AIによる偽物」である可能性を意識したことがない」が15.4%となり、合計62.8%が判別に不安を感じている、あるいは無警戒であることが明らかになった。

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SNSで著名人が投資を推奨する広告・動画を見た際、それが「AIによる偽動画(ディープフェイク)」と見抜く自信はあるか

■約4人に1人はAIを「人間(プロの助言者)と同等以上に信頼」、19.4%は情報の真偽チェックにAIを活用

投資判断におけるAIへの信頼度については、「人間(プロの助言者)よりも、データに基づくAIの方が信頼できる」7.9%と、「人間(プロの助言者)とAI、どちらも同程度に信頼できる」16.6%を合わせ、約4人に1人がプロと同等以上の信頼を置いていることが明らかになった。

約4割が投資判断にAI・SNS要約などの「時短テク」活用 約3割は一次情報を見ない「タイパ完結投資」
投資判断において、AIはどの程度信頼できるかまた、情報の正しさを確かめる手段として、「一次ソース(企業のIRサイト、適時開示資料)の直接確認」46.6%、「複数の異なるメディア(新聞、専門誌等)での裏取り」45.8%に次いで、「AIツールを使って、情報の整合性や真偽をチェックする」19.4%が3番目に多い手段に。

「書籍(紙・電子問わず)による体系的な学習」「信頼できる人への相談」よりも上回る結果となり、AIを防御の手段としても活用し始めている状況が示された。

約4割が投資判断にAI・SNS要約などの「時短テク」活用 約3割は一次情報を見ない「タイパ完結投資」
情報の正しさを確かめるために「日常的に行っていること」は何か

■投資家の過半数がリサーチ不足による「投資失敗」を経験

事前のリサーチ不足や情報の真偽確認を怠ったことで、投資における「失敗(損失や後悔)」を経験したことがある人は52.2%(「1~2回はある」28.5%、「何度も(3回以上)ある」23.7%)と過半数に達した。

約4割が投資判断にAI・SNS要約などの「時短テク」活用 約3割は一次情報を見ない「タイパ完結投資」
これまでに、事前のリサーチ不足や情報の真偽確認を怠ったことで、投資における「失敗」を経験したことはあるか具体的な失敗内容は、「SNSで流行っている銘柄に飛び乗り、高値掴みをした」が33.3%で最多となり、次いで「メリットだけを見てリスクや手数料を見落としていた」26.5%、「動画や記事の「要約」だけを見て判断し、重要な情報を把握していなかった」21.2%と、時短重視の弊害が失敗に繋がっている状況も明らかになった。

約4割が投資判断にAI・SNS要約などの「時短テク」活用 約3割は一次情報を見ない「タイパ完結投資」
どのような失敗を経験したか【調査概要】
調査名:オカネコ AI時代における「投資の情報リテラシー」に関する意識調査
調査方法:WEBアンケート
調査期間:2026年2月14日~2026年2月15日
回答者:全国の『オカネコ』ユーザーのうち投資経験者253人
回答者の年齢:30代以下 15.0%、40代 24.1%、50代 36.0%、60代以上 24.9%
回答者の世帯年収:400万円未満 25.3%、400万円以上600万円未満 19.8%、600万円以上800万円未満 15.8%、800万円以上1,000万円未満 15.0%、1,000万円以上1,200万円未満 5.9%、1,200万円以上 13.0%、わからない 5.2%

<参考>家計診断・相談サービス『オカネコ』調べ『オカネコ AI時代における「投資の情報リテラシー」に関する意識調査
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