正社員の転職率が過去最高水準に 特に40・50代の転職率が上昇、「給与の低さ」が転職理由トップ
マイナビは、2025年に転職した20代~~50代の正社員男女1,446名を対象にした「転職動向調査2026年版」の結果を公表した。

■2025年の正社員の転職率は7.6%で過去最高水準、特に40・50代の転職率が上昇

2025年の転職率は7.6%となり、前年から0.4pt増加し、調査開始以降最高水準となった。特に40・50代のミドル層の転職が活発化しており、いずれも2021年以降右肩上がりで上昇が続いている。


※国勢調査における正規雇用者全体の構成比に合わせたスクリーニング全回収数(20,000名)のうち、該当期間(各1年間)に転職したサンプルの割合

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転職率推移

■転職理由は「給与が低かった」が最多。30・50代では「今後の昇進や昇給が見込めないと思った」が前年比より約4pt増加

2025年に転職した正社員に転職理由を聞いたところ、「給与が低かった(23.2%)」が最も高く、「仕事内容に不満があった(21.0%)」、「職場の人間関係が悪かった(20.0%)」と続く。前年比では、「今後の昇進や昇給が見込めないと思った(15.4%)」が1.5pt増加。

正社員の転職率が過去最高水準に 特に40・50代の転職率が上昇、「給与の低さ」が転職理由トップ
正社員の転職理由年代別でみると、20代では「仕事内容に不満があった(前年比+0.1pt)」、「働く環境に不満があった(前年比+2.8pt)」、30代では「今後の昇進や昇給が見込めないと思った(前年比+3.7pt)」、40代では「仕事内容に不満があった(前年比+0.8pt)」、50代では「今後の昇進や昇給が見込めないと思った(前年比+4.3pt)」が前年から増加している。

正社員の転職率が過去最高水準に 特に40・50代の転職率が上昇、「給与の低さ」が転職理由トップ
正社員の転職理由(年代別)給与・仕事内容・人間関係といった現在の就業条件に対する不満が主要な転職理由である一方で、30・50代では昇進や昇給の見通しといった、中長期的なキャリア展望を起点とした転職理由が強まりつつあることがうかがえる結果に。

■転職後の平均年収額は533.7万円で、転職前の平均年収より19.2万円増加。特に30代の増加額が高く、50代のみ減少

転職後の平均年収額は533.7万円となり、転職前の平均年収(514.5万円)より19.2万円増加。特に転職後の増加額が大きい年代は、30代(+32.4万円)で、20代(+21.5万円)と続いた。一方、50代(-4.5万円)のみ減少が見られた。

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転職後の平均年収額

■転職者の半数以上が「前職で自身のキャリアに停滞感を感じていた」。理由は「仕事内容」「階層」「報酬・評価」などに関する意見が目立つ

2025年に転職した正社員に「前職で自身のキャリアに停滞感を感じていたか」を聞いたところ、52.6%(「とてもそう思う(19.3%)」+「まあそう思う(33.3%)」)が停滞感を感じていたと回答。

正社員の転職率が過去最高水準に 特に40・50代の転職率が上昇、「給与の低さ」が転職理由トップ
前職で自身のキャリアに停滞感を感じていたかキャリアの停滞感を感じていたきっかけをみると、「毎日同じ仕事内容の繰り返し(40代)」、「周りの評価とのギャップに悩んだ(30代)」、「定年までのキャリア予定を知らされて、この先の役職がわかっていた(50代)」、「将来性が見えなかった(30代)」など、「仕事内容」「階層」「報酬・評価」に関する回答が目立った。


正社員の転職率が過去最高水準に 特に40・50代の転職率が上昇、「給与の低さ」が転職理由トップ
キャリアの停滞感を感じていたきっかけ【調査概要】
調査期間:スクリーニング調査/2025年12月16日~12月25日
本調査/2025年12月18日~12月25日
調査方法:インターネット調査
調査対象者:正社員として働いている20代~50代の男女のうち、2025年に転職した人
有効回答数:1,446名
2020年度国勢調査の正規雇用者の構成比に合わせて回収

<参考>
マイナビ『転職動向調査2026年版(2025年実績)
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