1月7日(木)深夜に放送されたお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送・毎週木曜25時~)で、2020年大晦日に放送された『第71回NHK紅白歌合戦』に“スモール3”の一員として松任谷由実と共演した際のエピソードが語られた。
ナインティナイン・岡村隆史
“スモール3”は出川哲朗、爆笑問題・田中裕二、岡村から成るフジテレビの番組内で作られたトリオ。

ナインティナイン・矢部浩之、岡村隆史
岡村が、紅白出演を知らされたのは本番の1週間ほど前。さらに全員が顔を揃えてリハーサルできるのは31日の当日のみ。歌を本業ではない芸人にとって、少なからずプレッシャーを感じた状況だったと振り返った。そんな中、本番の3日ほど前、岡村の元にさらにプレッシャーが増す“出川からの電話”が掛かってきたという。
岡村:「これマジ話なんだけど、ユーミンさんからの伝言で『歌いだしだけは絶対に失敗しないようにってことだけお願いします』って、ユーミンさんから言われいる」って。
矢部:イヤなプレッシャーやなぁ

ナインティナイン・矢部浩之、岡村隆史
岡村:ユーミンさんが歌い出しじゃないわけよ。スモール3の歌(『きみのためにSuperman』)って、俺が歌い出しやねん。俺が、もし間違ってスタートしたら全部がズレてしまうから
矢部:大変や。これ大変やで
岡村:それ言われてから「やばいなぁ……」って。ずーっと曲聴きながら、練習、練習で。もう、えらいプレッシャーなわけよ

ナインティナイン・矢部浩之
本番当日はお昼の1時に会場入り。
岡村:「何があっても私が何とかしますから安心して歌ってください」って言われたんや
矢部:頼もしい

ナインティナイン・岡村隆史、矢部浩之
「あんな緊張なかなか無い」と2020年最後の大仕事をしみじみと振り返った岡村だったが、無事に本番を乗り切った要因は、プレッシャーを掛けてきた張本人から届いた心強く優しいメッセージだったようだ。
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