東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんが3月7日(日)、ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演。“遅咲き”の作詞家デビューのきっかけについて語った。
かつて『A-Studio+』(TBSテレビ系)に俳優・高橋一生がゲスト出演した際の取材先として出会ったという2人。それ以来、お互いのことを深く話すのは初めてとなる。
ニューアルバム『スカ・オールマイティー』の発売にあわせて、改めて東京スカパラダイスオーケストラの楽曲を聴いた鶴瓶は、谷中がバリトンサックスに加え作詞も担当していることを知った。
谷中が作詞を始めたのは30歳を過ぎてから。作詞家としては遅咲きの部類に入るというが、そんな作詞を始めたきっかけは、谷中さんが初めて携帯電話を手にした時に、自分の頭の中にあった言葉が活字になって映し出される様子が嬉しくて、様々な人に手紙や詩のようなものを送っていたことから。
多い時には1日に100人もの友人知人に詩を送り、“良い詩”だと返ってくるレスポンスを見て、どういう詩がウケるのかという感覚を掴んでいったと話したが、その感覚は鶴瓶にとって、毎日様々な人と喋ることにも通じるものがあった。
実際に、鶴瓶が取材に行った飲食店で使用されている“こだわりの食材”を生産しているのが、偶然にも鶴瓶の知り合いだったというエピソードを交え、「しゃべらないとわからなかった」と、人と繋がることの大事さを語ると、谷中も「こんな素敵な偶然見逃したらもったいないよね!」と感想を述べた。
放送ではこの他、“繋がり”から生まれた東京スカパラダイスオーケストラの歩みから、海外公演での驚きのエピソードまでトークが展開された。
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