医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が4月7日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。肩こりを解消・予防するためのストレッチ「タオル体操」のやり方について解説した。
モーニングライフアップ 今日の早起きドクター
飯田浩司アナウンサー)我々日本人にとっては、肩がこるという話題は時候の挨拶のようになっていますが、欧米の方はこらないという話もありますよね。
森田)確かに欧米人は肩こりが起きにくいようで、文化や風習の違いが原因とも考えられているようです。一般的に欧米人に比べて、日本人はリラックスして仕事をするということが苦手なので、肩こりが生じやすいのではないかと思います。職場でリラックスして仕事をするというのは、難しくありませんか? 新行さんはいかがですか?
新行市佳アナウンサー)私はまったくリラックスしていませんね。緊張感を持って仕事をしています。
森田)そうですよね。
そして今度は、タオルの両端を持ったまま、前に出してください。腕をまっすぐ前に出して、今度は腰とともにひねって、左にねじっていただきます。そのときに、視線はタオルの真ん中を向いてキープします。これをやることによって、もちろん首回りや背骨周りの筋肉がほぐれるのですが、何よりも肩甲骨がほぐれるのです。肩がこっている方も肩こり解消につながりますし、普段の痛くないときからやっておけば、肩甲骨の可動性が保たれます。
新行市佳アナウンサー、森田豊氏、飯田浩司アナウンサー
飯田)全身にじわじわと血が流れたような感覚になりますね。
新行)体がポカポカして、暖かくなって来ました。
飯田)ポカポカする程度までやったほうがいいでしょうか?
森田)そうですね。パソコンやスマホなどを操作している間も、使っているときは皆さんずっと集中してしまいますが、一度この体操をすると、肩こりがかなり予防できるのではないかと思います。
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