ヨット太平洋単独無寄港横断に成功、さらにヨットでの日本帰国を果たし“往復”の太平洋横断に成功した辛坊治郎が、自宅への帰宅後に起こした「錯覚」について明かした。
日本への帰還を果たし、安堵の表情を見せる辛坊治郎
ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしてきたが、そのままヨットでの帰国を目指すこととなり“留守番”は延長。
そして8月24日(火)午前9時19分、ついに大阪の淡輪ヨットハーバーに入港し無事日本への帰還を果たし“往復”の太平洋公開に成功した辛坊であるが、船のメンテナンスや自身のメンテナンスもあるため、番組への“即復帰”とはならず、帰還の翌々日・8月26日(水)の午後5時も、この日スペシャルパーソナリティを務める飯田浩司アナウンサーとアシスタントの増山さやかアナウンサーは電話を掛けた。
電話に出た辛坊は、「“生存確認テレフォン”っていうことだと、生きてるのがわかってる状況でかけるのはつまらないよね? なんだ、生きてんのか、みたいな(笑)」と第一声。スタジオの2人も苦笑するしかなかったが、辛坊は「それがね、怖かったんですよ。恐ろしいことがありましてね……」と話を切り出した。
「昨日、自宅に帰ってきてですね、寝室で寝たんですよ。それでね、夜中にふっと目が覚めたら……人影がベッドの横に立ってるわけですね……」
KaorinV(カオリンファイブ)号
「それを見た瞬間に、自分は船の上にいると錯覚を起こしたんですよ。前にお話ししたように、太平洋横断中って人の声が聞こえるとかデッキの上で人が歩く音がするとかっていう、あり得ないことがあるって言ったじゃないですか。多分、その延長線上で、いるはずのない人物が船の中の、ベッドのすぐ横にいると、目が覚めた瞬間思ってですね、絶叫しました。
怖いよこれ、だって想像してよ。太平洋横断中で(サンディエゴ出発して)2か月間も一人で暮らしててだよ、夜寝て、暗闇の中に横に人が立ってるって怖くないですか?」
日本への帰還を果たし、ガッツポーズの辛坊治郎
「ま、当然のことながら、それから3秒ぐらい経って落ち着いて、『あ、ちょっと待て、船じゃない。ここは自宅だ』と。
航海を終えても、なかなか落ち着かない様子の辛坊。じっくりと身体と心を休めてもらい、舌鋒鋭くマイクの前で再び活躍する日を待ち望みたい。

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