5月15日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「TheDeep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~)が放送された。今回は、パラメダリスト・アルペンスキー / パワーリフティング森井大輝選手が出演。
一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組となっている、「TheDeep」。森井が、コロナ禍の状況に加えて、コースの難易度が高かったと北京オリンピックを振り返った。
森井大輝
金子:まだ記憶に新しい北京についてお伺いしたいんですが。先ほど控え室の時に、エライコッチャ難しいコースだったんだ。と今までで一番難しいコースだった。どういうところが難しかったですか?
森井:もう本当に状況も環境もすべてが難しい。
金子:よく言われたのは人工雪の質でしたけど、これはいかがでしたか?
森井:雪質自体は本当に氷でした。ただ、氷は僕、嫌いではなくて。
金子:えー!
森井:アイスバーンは結構好きな雪質なので、そこは問題なかったんですけれども。ただ、置かれている状況がすごく難しかった。本来であれば、パラリンピックって前年度にプレ大会というのが行われるんですね。
もう1つは、コロナ禍で、海外の遠征や大会が、思ったようにできなかったんですね。なので、自分が、今、世界でどのレベルにいるかが全く分からなかった。
金子:怖いなー……
森井:しかも、トレーニング環境が、海外にはちょっと行けたんですけども、やっぱり感染のリスクを抑えるために、ほぼ国内のトレーニングだった。国内でも、かなり良い環境では滑っていたんですけど。でもやっぱり、日本のスキー場と海外のスキー場を比べると、コースの難易度でかなり違いが出てしまうんです。その中で練習をし続けて、実際に本番のレースに挑んだとき。本当に、まず、歯が立たなかったんですね。
金子:歯が立たない?6回目のパラリンピックですけど!
森井:状況も難しかったんですけれども。
金子:素人にとっては絶壁?
森井:そうですね。
金子達仁
その後も、「先が見えないコーナーは、イメージや景色を頼りに飛び込んでいくような感覚だった」とコースの難易度を説明した。はじめて森井と対談をしたという金子。レーサーと同じで、自分の中にある感覚や想いに長けた方だと感じたという。
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