セカンドキャリアコンサルタントの高橋伸典が6月6日(月)、ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』に出演。経済アナリストの森永卓郎と共に定年後の働き方について語った。
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6月6日(月)放送の同番組には、セカンドキャリアコンサルタントの高橋伸典が生出演。人生100年時代といわれ、2019年には、年金以外に2000万円が必要という「老後2000万円問題」が話題となるなど定年後の生活に不安を抱える現役世代が多いと言われるなか、定年後の働き方やリスクについて語った。
高橋は定年後の生活に不安を覚えてしまう理由について「これまで長い間同じように働いてきた。でも定年は誰もが初めて体験すること。だから不安になる」と持論を展開。さらに「定年後のリスク」について、「仕事とお金」「孤独」「健康」の3つがあると語った。
まず「仕事とお金」について、「いきなり定年後に違う仕事をするのは難しい。だからいままで現役時代にやってきた仕事を自分のプロフェッショナルの業務として確立して、定年後に業務委託にする」ことを提案。「業務委託にすると、フリーになるので時間ができる。そうすると違う可能性が広がっていくんです」と、業務委託にすることで生まれるメリットを語った。お金についても、「今どれだけ必要なのかをノートに書くなどして把握する。そうすればどれだけ働けばいいのかが分かる」と解説。
「孤独」については、「会社の時は付き合ってくれていたかもしれないが、定年後はそうはいかない。だから、コミュニティを自分で作る。私は物を書くのが好きなので、そういうコミュニティに入れば同じ方向を向いているので楽しく過ごせる。今は、オンラインサロンなど色々な手段があるので簡単に探しやすい」と解説した。
そして最後の「健康」は、「専門的なことは言えないが、適度な運動をしたり栄養のあるものを食べたり意識して行動することが大切」と語った。この日出演していた経済アナリストの森永卓郎は、「高橋さんの話は全部具体的で理にかなっている。“偉そうじゃない”というのがいい。偉そうな人は抽象的でお前何者なんだという感じがするが、高橋さんからはそういうものを感じない」と賛同していた。
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