あなたの朝がいつもイイ朝でありますようにニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。6月23日放送分のテーマは「ナルコレプシー」です。

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ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」

日中、強烈に眠くなった経験はあるでしょうか?

例えば、前の晩によく眠れなかったとか、昼食後などであれば特に問題はありません。しかし、症状が1日に何回も、また何ヵ月も続く場合、「ナルコレプシー」という病気が疑われるそうです。

ナルコは「眠り」、レプシーは「発作」という意味で、「居眠り病」とも呼ばれている睡眠障害の1つです。

「日中に発生する、耐えられないほどの強烈な眠気」以外にも、ナルコレプシーの症状として、「喜怒哀楽の感情の起伏が激しいとき、急に顔や首、手足の力がカクンと抜ける」というものがあります。

このような症状と、日中の強烈な眠気が続くようであれば、ナルコレプシーの可能性が高いそうです。

ナルコレプシーは、脳を覚醒させる働きを持つ「オレキシン」という物質が、何らかの原因で脳から分泌されなくなったり、不足することが原因で起こると考えられています。

通常、日中はオレキシンが出されることで覚醒でき、逆に夜は出なくなるため、眠くなるそうです。ところがナルコレプシーの場合、日中でもオレキシンが分泌されないことで、強烈な眠気に襲われてしまうのだそうです。

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