アメリカ政治を専門とする、上智大学教授で政治学者の前嶋和弘が11月24日(木)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。中間選挙後のアメリカ政治と今後の日米関係について熱く語った。

「今、強烈な『トランプおろし』が始まっている」 アメリカ外交...の画像はこちら >>

米オハイオ州デイトンの空港で演説するトランプ前大統領 2022年11月7日 AFP=時事 写真提供:時事通信社

『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時 生放送

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アメリカ中間選挙の結果、議会が、2023年1月から上院と下院で多数派が異なる、いわゆる「ねじれ状態」となることから、前嶋は今後アメリカの政権運営で動くのは「外交・安全保障」だと断言。

一方、議会を通すウクライナへの経済支援策などは野党・共和党が下院で過半数を獲得しているため、今後政策を通しづらくなるだろうと予測した。

また、日本とアメリカの関係について「これほどまでに仲の良い状態はない」とし「バイデン政権の残りの2年間は、日米関係は安泰」と明言した。

さらに、2024年のアメリカ大統領選挙を見据える中で、今、強烈な「トランプおろし」が始まっていると指摘。しかし、まだ勝ち残りの可能性は残っており、2024年までに誰が台頭してくるか最後までわからないと締めくくった。

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