キャスターの辛坊治郎が12月6日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメントで、日本が史上初の8強入りを目指して挑んだクロアチア戦の地上波中継の平均個人視聴率が20.2%(関東地区)を記録したことについて、「見たことのない高い数字だ」と試合への関心度の高さを指摘した。
【サッカーカタールW杯2022 日本代表対クロアチア代表】PK戦の末、クロアチアに敗れ、悔しそうな表情の(左から)鎌田大地、吉田麻也、浅野拓磨、長友佑都=アルジャヌーブ競技場 撮影日:2022年12月05日 写真提供:産経新聞社
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメントで、日本は史上初の8強をかけてクロアチアと対戦した。1-1で延長戦の末、PK戦に突入したが、1-3で敗退した。地上波のテレビ中継はフジテレビ系列で行われ、瞬間最高視聴率(関東地区)は38.3%を記録した。
辛坊)フジテレビ系列の平均世帯視聴率(関東地区)も34.6%ありました。つまり、ほとんどの人が試合をずっと見ていたということですね。一方で私が驚いたのは、平均個人視聴率が20.2%(同)もあったことです。個人視聴率でこれほど高い数字を見たことがありません。
世帯視聴率はとにかくテレビがついていれば、誰が見ていても、逆に見ていなくても数字はカウントされます。ところが世の中は世知辛くなっていて、番組スポンサーからすると、そんな数字に金なんか出せません。そこで、スポンサーは商品購買意欲の高い年代の個人視聴率である「コア視聴率」を気にするわけです。この個人視聴率は、単にテレビがついているかどうかではなく、世帯の中で番組を見ている人の性別や年齢など細かい属性が分かります。
日本-クロアチア戦の個人視聴率が20.2%ということは、約2500万人がフジテレビ系列の中継を見ていたということになります。
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【サッカーカタールW杯2022 日本代表対クロアチア代表】PK戦で敗れ肩を落とす日本代表イレブン。左下は南野拓実、右は谷口彰悟=2022年12月5日 アルジャヌーブ競技場 写真提供:産経新聞社 -
【サッカーカタールW杯2022 日本代表対クロアチア代表】PK戦の末、クロアチアに敗れ、悔しそうな表情の(左から)鎌田大地、吉田麻也、浅野拓磨、長友佑都=アルジャヌーブ競技場 撮影日:2022年12月05日 写真提供:産経新聞社
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