3月25日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時~15時)が放送。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶり3度目の優勝を果たした日本代表に対して、伊達は「凄かった!」と素直な感想を述べる一方で、ある理由から“現代の進歩”に嘆く一幕があった。
サンドウィッチマン・伊達みきお
3月21日(日本時間22日)に行われたWBC決勝戦。当日は朝7時からロケのスケジュールが入っていたため、日本対アメリカをリアルタイムで視聴できなかったサンドの2人。伊達は家で録画した試合を何も知らない状況で観戦したいとの思いから、周りのスタッフたちに「途中経過は絶対に耳に入れないでほしい」と願い出たという。
伊達:僕は家に帰ってから何の情報もなく日本対アメリカを1回表から見たいから。その情報を「みんな言わないでくれ」と。そしてみんなちゃんと守ってさ。
富澤:守ったでしょ。みんなちょいちょい(試合経過を)チェックしてて、「うおっ!」とか言いたいんだけど、伊達さんいるからさ。
伊達:そう、(みんなが静かで)勝ってんのか負けてんのかも分かんなくてさ。今日これ中止になってんのか?ってぐらいで。誰も何も言わないんだよね。
富澤:(とは言え情報が溢れ返っているので)このご時世、まあ難しいですよ。
伊達:ただ凄いのが、(帰りも)携帯もほぼ見ずに東京駅に戻ってきて。新幹線も危ないですから。掲示板でニュースが流れますからね。でもあれも無かったんでチャンスだと。そんで東京駅まで着きました。まだ情報は入ってません。
富澤:凄いよね。頑張ったよね。
伊達:これ楽しみだと。家帰ったら1回表から見れると思って。
富澤:タクシーも危ないよ。
伊達:タクシーも危ないですよ。
富澤:もうあと20~30分で家ですよ。ここまで10時間以上遮断して来ましたよ。
伊達:好調だ、ここまで! そしたら、タクシー内のラジオでニッポン放送のオンエアが聴こえてきて。「3-2でアメリカに勝った侍ジャパンは……」出た! ここでだ! タクシーの中で! いきなりです!

サンドウィッチマン・富澤たけし、伊達みきお、ニッポン放送・東島衣里アナウンサー
ゴール直前でまさかの結末を迎えてしまった伊達ではあったが、それでも帰宅直後には録画した試合を1回表から視聴したという。伊達は「おめでたい! 凄かった! WBC面白かった!」と侍ジャパンに賛辞を送る中、相方の富澤は「よく我慢したよ」と伊達に労いの言葉をかけていた。
- 【WBC2023 決勝 侍ジャパン(野球日本代表)対アメリカ】シャンパンファイトに臨む野球日本代表・大谷翔平(左)と村上宗隆 =米フロリダ州マイアミのローンデポ・パーク 撮影日:2023年03月22日 写真提供:産経新聞社
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