あなたの朝がいつもイイ朝でありますようにニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。3月29日放送分のテーマは「セーラー服」です。

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※画像はイメージです

西洋文化の影響が色濃く反映される大正時代に誕生したのが、「セーラー服」の学生服です。1920年(大正9年)には、京都・平安女学院が「セーラー服」を制服として採用しました。

専門家によると、素材や縫い方、デザインなど、すべての面において一般的に広く知られる「セーラー服」とは違い、「独創的で文化的にも価値の高いもの」とされているそうです。

翌年の1921年には、福岡県・福岡女学院がセーラー服を制服として採用します。アメリカ人女性のエリザベス・リー校長が着用していた、自身のセーラー服を参考につくられたものだそうです。当時の写真によると、平安女学院のセーラー服とは異なり、上下がセパレートになっています。

同年、愛知県・金城学院もセーラー服を制服として採用しました。襟と胸、袖の部分に白い線が入ったデザインです。腹部中央辺りまで大きく入った切り込みは、「名古屋襟」と呼ばれるそうです。

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