5月8日(月)深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週月曜24時~24時58分)が生放送。同日、東京・青山にあるジャズクラブ「Blue Note Tokyo(ブルーノート東京)」で行われた、アニメーション映画『BLUE GIANT』のスペシャル上映イベントへ、NHK大河ドラマ「どうする家康」で共演する、俳優の松本潤と行ったことを明かした。
“殿”と映画『BLUE GIANT』のスペシャル上映イベントへ行った山田裕貴
「映画『BLUE GIANT』は、世界一のジャズプレイヤーを目指す男の子のお話で、主人公・宮本大の声を、僕が担当させていただいています。そんな映画『BLUE GIANT』が、ジャズの聖地・ブルーノート東京で上映されるイベントがあり、先ほど行ってきました!
僕も出演するNHK大河ドラマ『どうする家康』の撮影現場で、主演で徳川家康役を演じる“殿”こと松本潤さんが『裕貴、俺、ブルーノート東京でのスペシャル上映に行くよ』と言ってくださったんです。
僕は「殿が映画を見てくれるうれしさ」、「殿の目にどのように映るのか」はもちろん、初めてのブルーノート、『BLUE GIANT』の主人公たちの憧れの場所にいることなども重なって、ドキドキとワクワクでいっぱいで。殿と2人で鑑賞しました。
その日、僕はひとつだけ決めていたことがあったんです。殿は、『BLUE GIANT』の原作が好きで、漫画を読んで涙したことを教えてくれたので、「絶対に鑑賞の邪魔をしないようにしよう」と。殿のタイミングで泣けるように、上映中に殿の顔を見ないように気を付けていたんです。
例えば、殿が前のめりになったら、僕は背もたれを使い、殿が背もたれを使ったら、僕は前のめりになり……という調整もしていました。リスナーのみんなは、僕のことを『この映画、どう? どう思う!?』とグイグイ喋りかけるタイプだと思っているかもしれないけど、僕は“泣きたい時に泣いてください”をやれる男なんですよ。
僕は『殿、泣きたい時に泣いてください。いつもみんなのことを思ってくれて、ありがとうございます』と思いながら観ていたら、殿の人差し指が目の方にいって、涙をぬぐう動きが見えたんです! 凄くいいシーンだったので、会場のお客さんも涙をぬぐって、すすり泣く声も聞こえました。ライブシーンでは拍手も起こって、ブルーノート全体が本当にいい空気でした」
松本が作品に没頭しやすい環境を、自分なりに整えていたという山田。
終演後、松本から「裕貴、素晴らしかった。泣いちゃったよ」と感想をもらったことをうれしそうに語った山田だった。

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