辛坊治郎が6月6日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。政府・日銀が示す実質賃金プラス転換の見通しについて「そんなにうまくいくかどうか」と懐疑的な見方を示した。
厚生労働省
厚生労働省は6日、4月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)を公表した。それによると、現金給与の支払い総額(名目賃金)に物価の変動を加味した実質賃金は、前年同月比3.0%減で13カ月連続のマイナスとなった。基本給と残業代などを合わせた名目賃金は、労働者1人当たり平均で1.0%増。一方、4月の消費者物価指数(物価上昇)は4.1%上昇し、賃金の伸びが物価上昇に追いついていない状況が続いている。
これについて辛坊は「結構深刻」と述べ、「政府は、3月の実質賃金下がっちゃったけど、4月は随分賃上げになったから、まぁプラスになったらいいなみたいな思いだったんですが、3%マイナスって相当マイナス」と指摘。
今後の見通しについて「今のところ、政府と日銀は今年の後半には実質賃金もプラスになりますと言っている」と語り、その根拠として政府と日銀は「今年後半になったら物価がどんどん下がる。今のような3%、4%の上昇じゃなくて、1%台の上昇になる」と見込んでいると説明した。
ただ、「去年から、政府や日銀の物価の読みはずっと間違えている。政府、日銀が読んでいる数字よりも、だいたいプラス1~3%ぐらい実際の物価の方の上昇率が上回っている」とし、実質賃金のプラス転換については「そんなにうまくいくかどうか」と懐疑的な見方を示した。
radikoのタイムフリーを聴く:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230606155100