キャスターの辛坊治郎が6月14日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で同日、自衛官候補生の男(18)が訓練中に小銃を発射し隊員3人が死傷した事件を巡り、「前代未聞、最悪の事態だ」と指摘した。
【陸自射撃場で発砲】自衛官候補生が発砲し、自衛隊員が死傷した射撃練習場 自衛隊員らが出入りしていた。施設の扉には射撃中 閉扉の文字が見える=2023年6月14日午後、岐阜県県岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場 写真提供:産経新聞社
岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で14日午前、実弾射撃訓練中に18歳の自衛官候補生が隊員3人に向けて発砲し、2人の死亡が確認された。自衛官候補生は現行犯逮捕された。
どのタイプの銃を使っていたかは明らかにされていないが、日野基本射撃場は主に自動小銃を使って射撃訓練を行っていたという。
辛坊)衝撃のニュースです。現行犯逮捕されたのは、今年春から訓練を始めた自衛官候補生です。18歳ですから、今後は少年法により実名報道ではなく「少年」と呼ばれるのでしょう。
前代未聞、最悪の事態です。自衛官が同僚を銃で撃つという出来事は過去にもなくはありません。1984年2月には、山口市の陸上自衛隊山口射撃場で、当時20歳の隊員が射撃訓練中に同僚の隊員に向けて銃を発射し、4人が死傷しました。発砲した隊員については、心神喪失状態だったとして不起訴になっています。
今回、自衛官候補生が使った銃の種類は、いまのところ公表されていませんが、この射撃場では主に自動小銃が訓練に使われていたそうです。
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