維新・馬場代表、自公連立政権入りの可能性に言及　「現実味は薄い。連立解消の可能性はゼロに近いから」辛坊治郎が解説
画像（1枚）

キャスターの辛坊治郎が8月10日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。日本維新の会の馬場伸幸代表がラジオ番組で自民、公明両党の連立政権に加わる可能性に言及したことを巡り、「現実味は薄い。

連立解消の可能性はゼロに近いからだ」と解説した。

維新・馬場代表、自公連立政権入りの可能性に言及　「現実味は薄...の画像はこちら >>

内外情勢調査会の会合で講演する日本維新の会の馬場伸幸代表＝2023年07月26日午後、東京都港区　写真提供：産経新聞社

日本維新の会の藤田文武幹事長は9日の記者会見で、馬場伸幸代表がラジオ番組で自民、公明両党の連立政権に加わる可能性に言及したことに関し、「連立入りを目指して選挙をする意思は全くない。安易に連立を考えることはない」と説明した。

辛坊）今のところ、現実味は薄いと思います。なぜなら、次期衆院選で自民、公明の両党を合わせて議席数の過半数を維持できなくなるような大敗を喫する可能性は、それほど高くないからです。

日本維新の会が連立入りする可能性があるとすれば、自民と公明が何らかの理由で大もめして、袂を分かつことになり、自民単独では過半数を維持できなくなった場合です。

ただ、現在の自民の選挙方針を見ていると分かるように、東京都以外では公明と互いに推薦し合い、公明が独自候補を立てる選挙区には独自候補を立てないという選挙協力がしっかりと出来上がっています。こうした状況の中で、次期衆院選で自民が公明との連立を解消する可能性は、今のところゼロに近いといえます。

radikoのタイムフリーを聴く：https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230810171113

編集部おすすめ