8月31日(土)深夜、テレビ朝日のアナウンサー・弘中綾香がパーソナリティを務めた特別ラジオ番組「弘中綾香のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・27時~28時30分)が放送。「夢は革命家」と公言している弘中が、その根底にある思いを語った。
番組中盤で弘中は「私、『夢は革命家』とうたっているんですけど……」と切り出し、これを公言してからは各所で質問され、言葉ばかりが一人歩きしているように感じていることを吐露。「中二病ですよね。私も自覚しています」と、きまりが悪そうにしながらも、自身が“女性アナウンサー”として仕事をする中で感じる壁や枠を、ひとつずつ壊して、そのイメージを変える“革命家”になりたい、と熱弁した。
「チェ・ゲバラのような革命家や、政治に関わりたいと思っているわけではありません。がんじがらめで、ステレオタイプのイメージがついているアナウンサーという職業において、この私がいろんな挑戦をすることによって、みなさんが思っている生きづらさだったり、○○なのに、○○のくせに、と言われていることを一つでも気にせずやってみようかな、って思えるようなモチベーションになってほしくて、こうしてマイクの前で喋っているわけです。
アナウンサーという仕事は台本通り話せばいい、というところもあって、こんな風に自分の言葉で喋ることが求められていない、と私は感じています。でも、それでも喋りたいという風に思っていることを発信することで、私やアナウンサーへのイメージが変わればいいな、という風に思っています。
アナウンサーとか会社員とか、いろんな柵があるカテゴリーに入っている人間が、こういう風にラジオに出たり、エッセイを書いたり、テレビでいろんなことを発信したり、喋ったりいろんなことにして、バッシングを受けたり傷を付けながらも、頑張って前に進んでいく姿を見て、みなさんの日々の生活の勇気になればいいなと思います」
この他にも弘中は、アナウンサー試験を受けた経緯や、世間の厳しい声に落ち込んだときのこと、さらに、“自身の性格が培われた場所”という女子高時代のエピソードも披露。体育祭に真剣勝負で取り組んだり、演劇会では、大道具やベニヤを切ったり運ぶといった力仕事を、女子生徒だけでやり遂げた経験から「女だから、男だからと意識することなく、自らやりにいくということが身についた」と当時を振り返った。
<radikoタイムフリー>
http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20190901030000
(radikoタイムフリー:放送から1週間で配信終了)
番組名:ニッポン放送「弘中綾香のオールナイトニッポン0(ZERO)」
放送日:2019年8月31日(土)27~28時30分
パーソナリティ:弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)

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