あなたの朝がいつもイイ朝でありますようにニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月10日放送分のテーマは「涙の豆知識」です。

「目の栄養」にも関係? 涙が持つ「大切すぎる」役割の画像はこちら >>

※画像はイメージです

「涙」には、いくつもの大切な役割があります。例えば「目の表面の細胞を乾燥から守り、潤す」役割です。涙が目の表面を覆うことで乾燥を防ぐとともに、外の刺激から目を保護しています。

「目の表面を常に清潔に保つ」役割もあります。目に入ってきた異物を涙によって洗い流し、涙に含まれる殺菌作用のある酵素が、細菌の侵入や感染を防ぐ働きをしています。

「目の表面の組織に栄養や酸素を届ける」役割もあり、目の表面にある細胞へ、涙が栄養や酸素を運んでくれています。

また、涙は目の表面を滑らかにするため、光が正しく屈折して、ものを鮮明に見ることができます。このように涙は目の表面を保護したり、目の機能を正常に保つために大切な働きをしています。

他にもタマネギを切ったときや、煙・ゴミなどが目に入ったとき、辛いものを食べたときなど、刺激によって出る「反射性の涙」。また、怒り・悲しみ・喜びなど激しい感情の動き、感情の起伏によって出る「情動性の涙」があります。

一般的に人が「泣く」ときの涙は、感情による「情動性の涙」を指します。

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