公明、給付金や所得税減税を政府に提言へ　「政治家が次の選挙目当てのことをばかり口にするようになると、国力はどんどん落ちていく」辛坊治郎が指摘
会見する公明党の山口那津男代表＝2023年10月10日午前、国会内　写真提供：産経新聞社 画像（2枚）

キャスターの辛坊治郎が10月12日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。政府が月内に取りまとめる経済対策を巡り、公明党が11日、低所得世帯への給付金支給や、中間層向けの所得税減税を党提言に盛り込む方針を固めたことについて、「選挙対策だ。

政治家が選挙目当てのことばかりを口にするようになると、国力はどんどん落ちていく」と指摘した。

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会見する公明党の山口那津男代表＝2023年10月10日午前、国会内　写真提供：産経新聞社

公明党は11日、政府が10月中にまとめる経済対策に向けた提言に、低所得者層を対象とした現金給付や、現役世代向けの所得税減税を盛り込む方針を固めた。

辛坊）選挙対策のようにみえます。

今の日本は、子育てをしている中間層の人たちの社会保障負担などが、とんでもないことになっています。給与明細を見ると圧倒的に負担割合が大きいのは社会保険料です。所得税の割合は、そもそもそんなに大きくありません。ですから、公明党は所得税減税と言っていますが、多少減税してもらったからといって、「子供をもう1人持とう」といったモチベーションにはつながりませんよ。つまり、所得税減税で日本の構造的な問題は解決しないわけです。

政治家が次の選挙目当てのことばかりを口にするようになると、国力はどんどん落ちていく気がします。

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