立民・泉代表「政権交代5年後」発言に小沢氏苦言も、「そもそも候補者数が足りていない」辛坊治郎が一蹴
衆院長崎４区補欠選挙の総決起集会で支持を訴える立憲民主党の小沢一郎衆院議員＝2023年10月6日、長崎県佐世保市　写真提供：共同通信社 画像（1枚）

キャスターの辛坊治郎が11月8日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。立憲民主党の泉健太代表が次期衆院選では政権獲得を目標としないと発言したことに対し、同党の小沢一郎衆院議員が苦言を呈したことを巡り、「そもそも政権獲得に向けた候補者数が足りていない」と一蹴した。

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衆院長崎４区補欠選挙の総決起集会で支持を訴える立憲民主党の小沢一郎衆院議員＝2023年10月6日、長崎県佐世保市　写真提供：共同通信社

立憲民主党の泉健太代表が「5年で政権交代を実現する」と発言したことを受け、同党の小沢一郎衆院議員は「野党第1党が次の総選挙で政権を目指さないと言ったら、支持する国民はいない。代表を辞めたほうがいいのではないか。分からない感覚だ」と苦言を呈した。

辛坊）小沢一郎氏が泉健太代表の発言に苦言を呈したということについて、あれやこれや言う以前に、立憲民主党は次期衆院選で擁立する候補者が10月30日時点で163人にとどまっています。そもそも政権獲得に向けた候補者数が足りていませんから、誰もが「政権なんて、とれるわけない」と思っていますよ。ですから、泉代表の発言に対する小沢氏の反応がニュースになること自体が不思議です。

とはいえ、岸田文雄首相がある日突然、解散総選挙に踏み切る可能性に関しては、「ある」とまでは言わないけれども、「ない」とは言えません。ということで、選挙対策をしなければならない関係者の皆さんは、とりあえず緊張しておいたほうがいいですよ。

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