あなたの朝がいつもイイ朝でありますようにニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。11月29日放送分のテーマは「オムライス」です。

オムライスの原点・イギリス発「ライスオムレツ」 どんな料理な...の画像はこちら >>

※画像はイメージです

「オムライス」とは、ご飯を炒めてケチャップなどで味付けし、薄い卵焼きで包んだものです。実は、オムライスは日本で生まれた洋食であり、イギリスの「ライスオムレツ」が変化したものだと言われています。

「ライスオムレツ」は、卵にご飯を混ぜてオムレツの形に焼いたものではなく、煮た米を薄い卵焼きで包んだ料理です。

それが日本に伝わると、やがて薄い卵焼きのなかに白いご飯を入れ、塩・コショウで味付けしたものになっていきます。この料理と、ケチャップで炒めたチキンライスが出会い、オムライスが生まれたそうです。

1926年(大正15年)に出版された料理本には、牛肉を使った「オムライス」のレシピが載っています。牛肉なのでチキンライスではありませんが、トマトソースを使っているところがポイントで、それ以外は現代のオムライスのつくり方と同じだそうです。

オムライスは時代とともに進化しています。定番のチキンライスを卵で包んだパターンの他にも、チキンライスの上にオムレツをのせたり、ふわふわ・トロトロの卵をかけたものなどがあります。

またケチャップの他に、ホワイトソースやデミグラスソースなども使われています。

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