ITジャーナリストの三上洋氏が3月19日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、インターネット上で著名人になりすました投資詐欺について解説。対談した辛坊は自身も被害に遭ったことを明かし、「ひどい!」と憤慨した。
※イメージ
辛坊)最近、インターネット上で著名人になりすました投資詐欺が問題になっています。本人は全く関係ないもので、私も同様の被害に遭った可能性があるんです。私のX(旧ツイッター)に見かけがそっくりな偽物のXがあったんですよ。このなりすましのXでは、投資の呼びかけがされていました。ひどくないですか。
三上)著名人のなりすまし交流サイト(SNS)アカウントは実際に増えています。インスタグラムの場合、プロフィル、投稿写真、名前、アイコンも同じで、アカウント名の最後にアンダーバーが小さく付いているケースがかなりあります。そんなものを作って何の役に立つかというと、ダイレクトメールです。
辛坊)なるほど。例えば、増山さやかアナウンサーのインスタグラムだと思った人が、増山アナと直接、話したいと思ったとき、とりあえずメッセージをダイレクトに送ることができるわけですね。
三上)そうです。例えば増山アナのインスタグラムがあり、ファンが何万人いても、増山アナは数人しかフォローしていないとします。
辛坊)かなり前に気づいたので、Xに対して正式にクレーム通報しました。今は、そのアカウントは削除されています。とはいえ、こうしたことはイタチごっこですよね。
三上)報告ボタンで、なりすましであることを通報できますが、無視されてしまうケースもかなりあります。とはいえ、仮にそうしたなりすましを見つけたら、友人たちと力を合わせて報告ボタンを押すことが重要です。
radikoのタイムフリーを聴く:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20240319161052