「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

お笑いコンビのトム・ブラウン(布川ひろき・みちお)がパーソナリティを務めるニッポン放送のポッドキャスト『オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮計画』の番組イベント『オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂』 が、8月16日(土)、東京・観世能楽堂にて開催された。 2021年10月にスタートしてから「配信200回」を迎えるタイミングで行われた初の番組イベントは、トム・ブラウンのほか、お笑いコンビのきつね(大津広次・淡路幸誠)、どんぐりたけし、ウフフワッハッハも登場し、ゲストトークや漫才、番組お馴染みのコーナーなどで、会場に集まった400人以上のリスナーはもちろん、配信で観ているリスナーも含め一体となって盛り上がった。

トム・ブラウン「ニッ圧」初の番組イベントにリスナー400人が大爆笑!
「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

■『オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂』

16時の開演時間を迎え舞台が暗転すると、みちおの「ニッポン放送と、能楽堂を、圧縮します!」の一言とともにイベントがスタート。まずは、布川が前方の橋掛りから登場して挨拶。みちおは養生テープで自作した能面を被って客席後方から登場し、場内をしばらく練り歩いた後、2人がステージ上に揃ったところでオープニングトーク。みちおが最近聴いたというラジオ番組の話や、観客とのやり取りなども行いながら会場を盛り上げた。

トム・ブラウン「ニッ圧」初の番組イベントにリスナー400人が大爆笑!
「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

その後は、ラジオさながらに2人で着席してのフリートーク。布川は、最近腹が立った医師にまつわるエピソードを披露。単独ライブの大阪公演で声がガサガサになったため病院に行ったが、望んだステロイド注射を処方してもらえず、どうにかお願いして錠剤を出してもらう事となったが、薬局に取りに行くと、出されてた錠剤は市販のロキソニン1錠のみ。もちろん治らず、腹が立ったという。また、足を怪我した際に行った病院では、医師に「トム・ブラウンさんですよね?写真撮ってもらっていいですか?」「インカメで撮っていいですか?」とミーハー心丸出しで迫られた挙げ句、「打撲ですね」と診断されたが、後日、実は骨折していたことが判明し、「あの誤診、許せん!」と怒りを爆発させていた。

トム・ブラウン「ニッ圧」初の番組イベントにリスナー400人が大爆笑!
「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

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みちおは、TBSのトイレで気になっていた歯のかけらをハサミで抜いたら、排水溝に転がっていってしまったという話を披露。残った歯のかけらをどうにか外に出すために試行錯誤した結果、歯が飛ばないようにビニール袋を頭に被って、歯茎と歯の間にハサミを入れたところ、見事取れたという。そしてその流れから、取れた歯を「1名の方にプレゼントします」という驚きの展開になり、「欲しい人だけ手を挙げて!」と呼びかけると、かなりの数の観客が挙手。

最終的にみちおが、抜けた自分の歯を紙に包んで客席へ投げいれた。

続いて、番組内では恒例となっているレギュラーコーナー「トム・ブレイン」を展開。これは、リスナーがトム・ブラウンのブレインとなってネタを考えるコーナーで、みちおが言いそうな「掴みのギャグ」を送ってもらう企画となっており、今回は会場で観覧、もしくは配信で観ているリスナーからネタを募集した。リスナーから届いたお便りを読む形でみちおがネタを披露すると、布川が「きゃーー!」とお決まりのフレーズで反応。ネタを送ってきたリスナーと、会場内で直接コミュニケーションを取る場面もあった。

トム・ブラウン「ニッ圧」初の番組イベントにリスナー400人が大爆笑!
「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

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次のゲストゾーンでは、きつねの2人が登場。トム・ブラウンときつねは昔からの付き合いとのことで、きつねに執拗に漫才をやらせようとするやり取りなどで盛り上がる。そして、そのまま4人で「刺しクイズ」のコーナーを展開。これは、今まで配信された全200回の番組の中から「みちおの不可解な言動」を見つけて刺すクイズ。過去の音源を紹介する中で、関係性の深いきつねならではの鋭い切り口でみちおの言動を指摘していったが、途中で淡路がみちおではなく、布川の不可解な言動を指摘し始める。それに大津も乗っかり布川のエピソードを挙げ、布川がブチギレるといった形で予想外の盛り上がりを見せた。

トム・ブラウン「ニッ圧」初の番組イベントにリスナー400人が大爆笑!
「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

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ゲストコーナーを終えると、急に照明が変わり、薄暗い雰囲気に。

「今日はお盆で、この世とあの世がつながる日。ほら、ご覧なさい。あちらの世界の魂が会場内を彷徨っています」と言い出すみちお。どうやら、みちおの力で、会場内に彷徨っている魂を蘇らせることができるということらしい。それを聞いた布川が、「お笑い芸人として完全に死んでしまった後輩、どんぐりたけしを蘇らせたい!」と願うと、どんぐりたけしが顔を出す。しかし、まだ完全復活とまではいかない様子。そこで、みちおが持っている「圧縮祭・特製・クレー射撃」を撃つことで魂を復活させ、浄化させていくという展開に。

トム・ブラウン「ニッ圧」初の番組イベントにリスナー400人が大爆笑!
「オールナイトニッポンPODCAST トム・ブラウンのニッポン放送圧縮祭2025in観世能楽堂」

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この企画「魂の復活」では、過去に「メールが来なさすぎて死んだ」というコーナーが復活するなど、リスナーもうれしい復活劇が繰り広げられ、ゲストトークで触れていたきつねのサンプラーを使わないガチ漫才までもが復活した。そして、「クレー射撃」最後の弾を撃つと、ようやく企画の本来のターゲットであるどんぐりたけしが復活。布川が「ヤッター!」と大喜びする中、どんぐりたけしが完全復活し、自らのネタを披露した。どんぐりたけしのネタが終わると、イベントもいよいよラストスパート。最後はトム・ブラウンが漫才を披露し、初の番組イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

トム・ブラウン「ニッ圧」初の番組イベントにリスナー400人が大爆笑!
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