笑福亭鶴瓶が、8月17日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演。さだまさしが8月6日に故郷・長崎にある稲佐山公園野外ステージにて開催した『夏 長崎から2025』でのエピソードを語った。
笑福亭鶴瓶
このイベントは、さだ自身が主催する、“広島原爆の日”に長崎から音楽を届け平和の大切さを確かめる無料コンサート。南こうせつや今井美樹、スガシカオらアーティストがゲスト出演する中、鶴瓶は立川談春と共にトークゲストとして出演した。
コンサートの最後には出演者全員で、さだの『祈り』を歌唱。しかし鶴瓶は歌うことに対して“自信が無い”と出演前から溢していた。鶴瓶に任された歌唱部分は、“この町がかつて 燃え尽きた季節に”。歌の間奏から明けてすぐの大事なパートだった。
本番前からその部分をCDで繰り返し聴きながら練習していたという鶴瓶。幸いにも談春と同時歌唱だったことに安堵しつつ、「談春お前、絶対歌ってくれよ」と声をかけていざ本番に臨むと「あいつ(立川談春さん)歌いよらんねん。歌上手いのに」。まさかの裏切りに驚きつつも、会場1万5000人の歓声の中歌いきった。

笑福亭鶴瓶、上柳昌彦アナウンサー
そして全ての出演が終わった帰りの空港で偶然、コンサートを訪れていたさだのファンに会ったという鶴瓶。「さだまさしはやっぱりファンも教育しますね。
ファンの行動も、さだのように“きちっとしてはるわ”と感心していた。「さんまのファンやったら“あきまへんで”言うやろね」