フリーアナウンサーの田﨑さくらがパーソナリティを務める『SBI FX トレード presents田﨑さくらのStep Up!My LIFE』。8月18日(月)の放送には、先週に引き続き、番組パートナーを務める経済アナリストのジョセフ・クラフト、ゲストにニッポン放送アナウンサーの煙山光紀が出演。

スポーツ実況アナウンサーが「スポーツ実況から学んだこと」を話した。

スポーツ実況アナウンサーが、田﨑さくらに伝える仕事の心得 「...の画像はこちら >>

ニッポン放送ではプロ野球中継「ニッポン放送ショウアップナイター」をはじめ、サッカーや競馬など、様々な実況を担当している煙山光紀。田﨑から「ほかにはどんな競技の実況を担当されましたか」と聞かれると、「北海道のテレビ局時代にはスキージャンプや雪上綱引きの実況もやりました。またオリンピックではバレーボールや卓球も担当しました」と様々なスポーツを実況してきたと振り返った。さらに「ラジオで卓球の実況と言うと難しい気がしますが、サッカーとは違って、常に大人数が動き回るわけではないので、ラリーの合間に情報も入れられるし、選手それぞれをじっくりと描写できるので、ラジオでもしっかりと伝わるんです」と実況の奥深さを解説した。

また、田﨑から「特に印象に残っている実況はありますか」と質問されると、煙山は“2007年広島カープの前田智徳選手の2000本安打達成”を挙げた。「当時は広島市民球場の実況席は半地下の場所にあって、目線のすぐ先に前田選手がいる状況でした。前田選手はライト方向に2,000本安打となるヒットを打ったんですが、困ったことに半地下の実況席からはライト方向がよく見えないんです。身を乗り出して、かろうじて『ヒット!2,000本安打達成!』と実況しました。それも含めて印象に残っています」と、当時の苦労も交えて話した。また“2002年に神宮球場で行われた池山隆寛選手の引退試合”も挙げ、「あれほど観客がギュウギュウに詰まっている神宮は初めてだった」と当時の熱気を回顧。野球ファンの田﨑と番組パートナーのジョセフは、当時のエピソードの数々に、熱心に耳を傾けていた。

最後に、田﨑から「これまで長く実況を続けてきて、煙山さんが学んだことは何ですか」と聞かれると、煙山は「人生は調子に乗ると転ぶ。無心で誠実にやり切ることが大事」と回答。「これまで上手くいかなかった実況は、自分が絶好調だったとき。調子に乗って実況してしまい、得点やイニング数など、スポーツの基本である『誠実に状況を伝えること』が抜けてしまっていた。きっと、それは人生も同じで、何事も誠実にやることが大切」と自身の哲学を語った。これを受けて田﨑は「落ち着いて仕事をすること。意外と一番難しいかもしれませんね」と、大先輩の言葉を胸に刻んでいた。

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【番組概要】
■番組タイトル『SBI FXトレードpresents 田﨑さくらのStep Up!My LIFE』
■放送日時:2025年8月18日(月) 21時~21時30分放送
■パーソナリティ:田﨑さくら (フリーアナウンサー)
■パートナー:ジョセフ・クラフト(経済アナリスト)
■ゲスト:煙山光紀(ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:step@1242.com

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