ニッポンと世界の今が分かる朝のニュース番組、ニッポン放送『飯田浩司のOK!Cozy up!』(月~金 午前6時~8時)の中で、6時41分から放送している『黒木瞳のあさナビ』ナビゲーターの黒木瞳が、エンタメ界、ビジネス界、スポーツ界をはじめ、ジャンルを問わずその道のプロフェッショナルをゲストに迎え、バラエティに富んだ話を伺っている。

今週1週間 映画『国宝』の李相日監督が毎日登場!「並べればキ...の画像はこちら >>

黒木瞳

大ヒット公開中の映画『国宝』の李相日監督が登場。

李相日監督に映画『国宝』について、撮影時のエピソード、シーンや作品に込めた思いなどを伺いながら、黒木瞳と李監督が『国宝』の魅力をたっぷりと語っていく。

◇黒木瞳:吉沢亮さんの素晴らしい踊りは鳥肌が立ちました。お稽古は一年とちょっとですか?

◇李相日:クランクイン前に1年3~4か月やっていたので、撮影中も、撮影の合間に稽古、稽古、稽古という事で、終わるまでトータルで1年半やってました。

◇黒木瞳:美しいし、切ないし、踊りの中に感情が乗っているので、凄いとしか言いようがないですが、どんな思いで撮影をされていたのですか?

◇李相日:1年半で子供の頃からやってらっしゃる歌舞伎役者の方と肩を並べるのは、そう簡単な事ではないし、ある程度絞って。トータルで全部というのは現実的ではないので、どうしても見せたい部分、どうしても表現したい部分をなるべく抽出して、厳選して、彼らが集中出来るように筋立てていきました。教えて頂く日本舞踊の谷口裕和さんに、ただそう見える、ではなく、精神性含めて、どうすれば歌舞伎に生きる人を彼らが掴めるかをという事をご相談しながらやっていました。

◇黒木瞳:もともと10数年前に歌舞伎を題材にしたいと思っていらして、それを温めていたところに、吉田修一さんが歌舞伎の話を書かれた所からスタートしたのですね。

◇李相日:並べればキリがないほどのハードルがありましたので、本当に僕一人自力でどうこう出来る事でもなく、世界観をきちんと作ってキャラクターを生み出して頂いたので、それで飛び立てました。

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