ニッポンと世界の今が分かる朝のニュース番組、ニッポン放送『飯田浩司のOK!Cozy up!』(月~金 午前6時~8時)の中で、6時41分から放送している『黒木瞳のあさナビ』ナビゲーターの黒木瞳が、エンタメ界、ビジネス界、スポーツ界をはじめ、ジャンルを問わずその道のプロフェッショナルをゲストに迎え、バラエティに富んだ話を伺っている。

今週1週間 映画『国宝』の李相日監督が毎日登場!「どうしても...の画像はこちら >>

黒木瞳

◇黒木瞳:歌舞伎を映像化したいんじゃなくて、映画化したいという思いがおありになった?

李相日:吉田修一さんの書かれた原作は非常にボリュームがあって、いろいろ他にも映画に出てこないキャラクターの人生や、裏話がたくさんエピソードとしてある。

それを忠実に映像化すると、やはり今で言う配信ドラマとか8話とかそういうのが適している。しかし、ストーリーを見せると同時に、舞台での生きざまを見せたいと考えた時に、やはりこれはどうしてもスクリーンで見せるべきというか、見せたいという思いで、それに合わせてできる最大限3時間という約束を、なんとかプロデューサーと先に取り付けまして。

◇黒木瞳:先に?

◇李相日:そうです。その3時間という時間の中で、あれだけのボリュームの情報量を、どう集約していくかっていうところから出発しました。

◇黒木瞳:私の好きな台詞に「役者だったらその顔に食われちまいますよ」とか「芸で勝負しなさい。芸があれば刀やピストルよりも強い」とか……1つ1つ腑に落ちて、私ももっと精進しなきゃいけないと思いました。

◇李相日:もう我々、死ぬまで芸に身を捧げる生き方しかできないので。

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