OMO3浅草 by 星野リゾート
「旅を楽しくする」をテーマに、旅行をする人々の目的や過ごし方にあわせて、「星のや」「界「リゾナーレ」「OMO」「BEB」「LUCY」の6つの宿泊ブランドを中心に国内外73施設を展開する星野リゾート。中でも「OMO」は、「テンションあがる『街ナカ』ホテル」をコンセプトに、ホテルに滞在する時間においてもその街を体感できる宿泊体験を提供するユニークな新感覚ブランド。

エントランス
OMO3浅草は東京メトロ銀座線「浅草駅 7番出⼝」から徒歩約4分、都営浅草線「浅草駅 A5番出⼝」から徒歩約6分、東武スカイツリーライン「浅草駅 北⼝」から徒歩約3分というところに立地。OMOブランドに“街を楽しむための最適な立地は駅前に限らない”という考えがあるとおり、OMO3浅草も駅から少し歩く場所に位置するが、その道中は確かに浅草の街並みや行き交う人々の様子を感じ取ることができ、筆者も浅草の街の空気に触れながら、これから始まるOMO3浅草での時間に期待を膨らませながら向かった。

エントランス
浅草の街にびっしりと立ち並ぶ中層ビル群の中にたたずむOMO3浅草。エントランスを入ってまずはチェックイン。ロビーにはOMOの代名詞でもある、地域を愛するスタッフ自ら作るご近所マップが目に入る。「この街に来たからにはここはぜひ体験して欲しい」というOMOスタッフの想いが詰まったマップは、1Fと13Fに内容の異なるものが掲出されており、1Fは浅草観光定番コースを紹介している。また、浅草寺の常香炉を模したインテリアを設置し、お香を焚いて香りで浅草の街を演出。香りはスタッフがセレクトしている。2F~12Fが客室エリア、13Fに「OMOベース」とルーフトップテラスがある。

デラックスツインルーム。
■全室絶景&浅草コンセプトのお部屋で浅草を間近に体感
客室は全9タイプ98室。全室靴を脱いでくつろぐことができる。今回宿泊したのは「デラックスツインルーム」というバスタブ付きのお部屋。客室内はゆとりある設計がされており、大きな荷物を持ち込んでも問題なし。窓からは浅草寺を真正面に一望できる「これぞ浅草!」な絶景ビューを楽しめる。ベッドに据えられたお手玉をモチーフにした「おじゃみクッション」はOMOごとに絵柄が違う。

「寄席ツインルーム」
OMO3浅草でご紹介したいもうひとつのお部屋が、浅草の娯楽のシンボル、寄席から着想したコンセプトルーム「寄席ツインルーム」。「デラックスツインルーム」よりもコンパクトなお部屋だが、「大入」をモチーフにデザインされたヘッドボードや赤い絨毯、高座を連想する座布団が浅草気分を盛り上げてくれる。障子からのぞくのは大きな東京スカイツリー。

「OMOベース」からも浅草の街が一望できる。
■滞在の拠点・OMOベースで思い思いの自分時間を過ごす
13FはOMOならではのパブリックスペース「OMOベース」。街ナカステイの拠点として24時間開放されているこのスペースは、一人でゆったりくつろいだり、旅の仲間と浅草歩きの計画を練ったりと自由に使用することができる。OMOベースからは浅草寺を中心に浅草の街が一望できる。

「OMO Food & Drink Station」
OMOベースのマップはOMOスタッフ“OMOレンジャー”おすすめの、浅草をよりディープに知ることができる飲食店を紹介しているほか、24時間セルフサービスで食べ物や飲み物を手軽に購入できる「OMO Food & Drink Station」も併設。豊富なラインナップは朝と昼で変わり、「ご近所さん」店舗とのコラボ商品も並ぶ。

ケーキショップテラサワさんとOMO3浅草がコラボした抹茶コロネ
小腹も空いたので、「OMO Food & Drink Station」でカフェラテとケーキショップテラサワさんとOMO3浅草がコラボした抹茶コロネをバルコニーでいただくことに。あっさりしたパン生地と濃厚な抹茶クリームの絶妙なバランスがたまらない。OMO3浅草でしか味わえないなんてもったいない! 広々としたテラスは浅草寺から東京スカイツリーまで、浅草の街全体を一望できる解放感抜群な空間だ。

館内アクティビティ「江戸屋台ミーティング」
■浅草の今昔を知る館内アクティビティもバラエティ豊富
OMOでは施設ごとに無料の館内アクティビティも数多く実施しており、OMO3浅草も様々なアクティビティを展開している。今回筆者が参加したのは「江戸屋台ミーティング」。13FのOMOベースに屋台が出現し、OMOレンジャーが江戸時代に屋台で気軽に食べられていたという4種のフード(寿司・鰻・天ぷら・蕎麦)についての由来と豆知識を、クイズを交えながら紙芝居形式でレクチャーしてくれる。参加者がツボの中から引き当てた食品サンプルについてのお話が聞け、最後にはホテル周辺のオススメ店舗を紹介する冊子「浅草来たらこれ!MAP-江戸屋台メシ編-」とともに、その時の気分に合ったお店をレンジャーが提案してくれる。

すし屋の野八さん
せっかくなので夕食はホテルを出て、「江戸屋台ミーティング」でレンジャーがおすすめしてくれた店舗のひとつ、すし屋の野八さんへ。煮あがりふわふわの江戸前あなごのつまみとにぎりをいくつかいただく。超肉厚の赤貝は赤貝の概念を変えてくれる絶品。

桂竹千代さん
江戸前のお寿司に舌鼓を打った後は、夜の浅草の街を歩きながらその風情を感じつつホテルに戻り、ふたつめの館内アクティビティ「浅草落語ナイト」に参加。
年齢も国籍も様々な宿泊客で客席は満員御礼。落語初心者にもわかりやすく解説してくださるので、落語を聞いてみたいけれどちょっと敷居が高いな…などと思われている方にはオススメだ。

夜のルーフトップテラス
落語を楽しんだ後は、「OMO Food & Drink Station」の無料ナイトドリンクを片手に、備え付けのランタンを手にルーフトップテラスへ。夜風にあたりながらライトアップされた夜の東京スカイツリーと浅草の夜景と眺める、大人の時間を堪能できる。

浅草寺の「時の鐘」
■いつもと違う浅草の顔を堪能できる朝散歩
翌朝はルーフトップテラスに集合して、アクティビティ「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」からスタート。春夏は6:00から(秋冬は6:30から)スタートするこのアクティビティは、300年前から今もなお変わることなく打ち続けられている浅草寺の「時の鐘」を心穏やかに聞くところからスタート。

アクティビティ「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」
さんぽはOMOレンジャー先導のもと約1時間、二天門~浅草神社~本堂~西境内~宝蔵門~仲見世~雷門と巡っていく。

仲見世商店街のシャッターには浅草の歴史と風物詩が絵巻物のように描かれている。この光景を目にできるのもこの時間だからこそ。

「OMO Food & Drink Station」で朝食。
浅草さんぽで心地よくおなかも空いたので、ホテルに戻って「OMO Food & Drink Station」で朝食。筆者は福寿家さんの伊奈利ロールとクラージュさんの浅草あんぱんをチョイス(パプリカなどを使った色鮮やかな伊奈利ロールは味はもちろん、目にも美味しい)。無料の季節の紅茶をいただきつつ、今回の滞在は終了。

朝のルーフトップテラス。朝日に照らされる東京スカイツリーも圧巻。
OMO3浅草は、一泊の滞在でも、昼、夜、朝でそれぞれ表情の異なる浅草の姿と、歴史、グルメ、文化、そして浅草の街に息づく地域の活気と絆を堪能できる、まさに「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。ホテルに滞在するだけでその街の“知らないこと”に触れられるのはOMOだからこそ。都内からふらりと滞在に行っても学びと楽しみに満ち溢れた体験ができる「OMO3浅草」を、ぜひ一度体感して欲しい。
- OMO3浅草 by 星野リゾート
- OMO3浅草 by 星野リゾート
- エントランス
- エントランス
- 浅草寺の常香炉を模したインテリア。香りはスタッフがセレクト。
- ご近所さんの商品やOMO3浅草オリジナルグッズも販売。
- 決済は全館キャッシュレス。
- 歯ブラシ、カミソリ、ボディータオルなどのアメニティは1Fから自由にピックアップできる。
- キャリーなどの大型荷物を預けるスペースも充実。チェックイン前日から預け入れが可能。施錠ができ、預ける際はセルフサービス。
- ランドリーは洗剤を使わないアレルゲンフリー。こちらもキャッシュレス決済。
- 2F~12Fが客室エリア、13Fに「OMOベース」とルーフトップテラスがある。
- デラックスツインルーム。窓からは浅草寺を一望できる。
- デラックスツインルーム
- 窓からは浅草寺を一望できる。「これぞ浅草!」な絶景ビュー。
- お手玉をモチーフにした「おじゃみクッション」
- やわらか素材のセパレート式パジャマも嬉しい。マグカップは寄席小屋などで使われる勘亭流フォントで書かれた「粋だねえ、浅草上手」を解体してデザインしている。
- オープンな洗面台とお風呂は扉を移動させると個室にもなるのでプライベート空間も確保できる。
- バスタブも足を延ばせるサイズで快適。
- QRコードを読み込んで自分の部屋からチェックアウトの手続きもできる。
- OMOスタッフ「OMOレンジャー」おすすめの飲食店を紹介する「浅草ぐるめマップ」がもらえる。
- 寄席から着想したコンセプトルーム「寄席ツインルーム」
- 「大入」をモチーフにデザインされたヘッドボード
- ベッド下にはキャリーケースが格納できる。
- 障子からのぞくのは大きな東京スカイツリー。
- 夜はライティングで異なる雰囲気に。行燈のデザインもこの部屋ならでは。
- スツールも座布団デザインで可愛い。
- パブリックスペース「OMOベース」は24時間開放されている。
- 「OMOベース」からも浅草の街が一望できる。
- 「OMO Food Drink Station」
- 「OMO Food Drink Station」
- 「ご近所さん」店舗とのコラボ商品も並ぶ。
- 「ご近所さん」店舗とのコラボ商品も並ぶ。
- “OMOレンジャー”おすすめの、浅草をよりディープに知ることができる飲食店を紹介。
- 反対側にはワークスペースとして使う人も多い大きなテーブル。
- 13Fにはテラスも。
- 13Fからルーフトップテラスへは階段で上がる。
- 自由に使えるランタンも設置してある。
- 広々としたテラスは浅草寺から東京スカイツリーまで、浅草の街全体を一望できる解放感抜群な空間。
- 館内アクティビティ「江戸屋台ミーティング」
- 参加者がツボの中から引き当てた食品サンプルについてのお話が聞ける。
- ホテル周辺のオススメ店舗を紹介する冊子「浅草来たらこれ!MAP-江戸屋台メシ編-」
- ホテル周辺のオススメ店舗を紹介する冊子「浅草来たらこれ!MAP-江戸屋台メシ編-」
- 「野八」さんでいただいたあなご。
- 超肉厚の赤貝は赤貝の概念を変えてくれる絶品。
- 館内アクティビティ「浅草落語ナイト」客席は満員御礼。
- 桂竹千代さん
- 夜のルーフトップテラス
- 朝のルーフトップテラス。朝日に照らされる東京スカイツリーも圧巻。
- 朝日を浴びて輝く水煙が神々しい。
- 浅草寺の「時の鐘」
- アクティビティ「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」
- アクティビティ「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」
- アクティビティ「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」
- アクティビティ「粋だねぇ、明けの浅草さんぽ」
- 浅草寺本堂前から雷門まで見通せる、朝ならではの浅草を体験できる。
- 自分のペースでゆったり歩ける仲見世もなかなかレア。
- 雷門に到着でさんぽは終了。
- 「OMO Food Drink Station」で朝食。
- 「OMO Food Drink Station」で朝食。
- 広々としたテラスは浅草寺から東京スカイツリーまで、浅草の街全体を一望できる解放感抜群な空間。