国民民主党・榛葉賀津也幹事長がニッポン放送の平日朝のラジオニュースワイド番組『飯田浩司のOK! Cozy up!』の単独インタビューに応じ、7日に放送された。インタビューは6日に自民党・麻生太郎最高顧問と会談した直後に行われ、榛葉幹事長は今後の党の対応についても言及した。

国民民主党榛葉幹事長 単独インタビュー 麻生さんに漫画を借り...の画像はこちら >>

以下、榛葉幹事長の発言の要旨。

■麻生氏との会談を終えて

麻生さんは大したもんだなと思った。一部メディアは麻生さんのやり方を、昔の自民党的なやり方だと言うけれど、これはトンチンカンで、昔の自民党のやり方だったら、最初から勝ち馬に乗って勝つ、ってやり方をやる。しかし麻生さんは党員・党友票で一番多い人をやれとおっしゃったんですね。固有名詞は一切言ってない。今まで自民党や永田町が数の論理、議員の論理でやってきて、国民有権者が不在だったよね、と。いま自民党を応援している国民、党員、党友が誰を総裁にしたいか。そのトップの人をやるんだ、と。

そして高市さんになって、これは総裁選挙の後も、国会議員の数合わせで過半数取ればいいんじゃなくて、今、国民は何の政策やってほしいのか、何を求めてるのか。私が肌感覚で感じるのは、やっぱり税金を払い過ぎてる国民が、積極財政で税金返してねと(いうことではないか)

高市さんは総裁選挙中、ほとんど国民民主党が言ってきた政策を訴えてくださった。それは高市さんが国民民主党の政策を模したのではなくて、国民が「これをやってほしい」というのを、たぶん、高市さんは感じたんだと思います。ですから、それをしっかりやることが、麻生さんの総裁選挙での応援の方法を考えれば、これからの政策実現のためには、国会や政党の数合わせじゃなくて、国民のやってほしいことをやる。それにもう一度、国民が政治に期待を、関心を持ってもらう。

これが大事だと思いますから。そのことも麻生さんにはお伝えしました。

■麻生氏に漫画「ひらばのひと」を借りに行った?真意とは

久世番子さんの(「ひらばのひと」の)7巻が国会図書館行ってもなかった。(麻生さんに)「国会図書館にないものが俺の所にあるわけねえだろ」って。何人かの講談関係者から連絡があって「榛葉さんよかったね」と。「ひらば」っていうのはね、我々の社会でいう「修羅場」なんですよ。で、「修羅場の人」だからうまく“かけた”ねと。だけどそのことが若い記者はだれも分かってなかった(笑)講談では(机をたたきながら)タンタンタンってやるのを「ひらば」って言うんです。で、「ひらばのひと」っていうのはまさに、「修羅場をくぐっている人」ということで、これ、直感的に言ったんじゃなくて、うちの秘書さんがそれを言ったらどう?っていうから(笑)

なお、連立与党入りについての質問には、「ポストが欲しいわけでも、与党になりたいわけでもない」としつつ「103万の壁とガソリン税、これを実現してほしい」と政策実現に全力を尽くす姿勢を示した。

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