徳永ゆうき　消えつつある生の車掌アナウンス、鼻にかかる声の理由は？

徳永ゆうき

ニッポン放送のイマジンスタジオから演歌・歌謡曲・J-POPのライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』（毎週日曜朝5時30分～／司会：中山秀征・アシスタント石川みゆき）、1月4日放送分の収録が行われました。

石川みゆき、里野鈴妹、徳永ゆうき、蒼一心、中山秀征

石川みゆき、里野鈴妹、徳永ゆうき、蒼一心、中山秀征

今回のゲストは、徳永ゆうきさん、蒼一心さん、里野鈴妹さんです。

蒼一心

蒼一心

蒼一心さんは千葉県出身。2016年『くちづけ』でメジャーデビューしました。

オープニングは、懐かしの昭和歌謡から『みだれ髪』を歌いました。

「この曲は私の祖母も大好きでバースデーライブでも大好評だったので、今回も美空ひばりさんと同じ原曲キーで歌わせていただきました！」

新曲『あなたへの子守唄』は山口百恵さんの未発表曲をラテン風にアレンジして発売されました。

「1982年のシングルが『しなやかに歌って』か、この曲か、どちらかの曲になる予定で、結局『あなたへの子守唄』がリリースされませんでした。アルバムには収録されたそうですが、せっかくなら、令和にこの歌を甦らせたいと思いました。作詞作曲された阿木燿子さんと宇崎竜童さんにも直接ご挨拶に伺いました。その時、お二人から『たくさんの方へこの曲を届けて下さい』と言っていただき、とても励みになりました」

蒼一心、中山秀征

蒼一心、中山秀征

いつも明るく朗らかな蒼一心さんですが、去年（2025年）、大変な大病をされました。6月になんとステージ3の大腸がんを宣告されて、初めての入院、手術をされたそうです。

「ある日突然急な腹痛があり、血便が繰り返し、貧血気味だったので、病院に行くと“こぶし大”の腫瘍ができていて、腹腔鏡手術を受けて摘出しました。幸いリンパに転移せず、ステージ3がステージ１になり、10日で退院することができました。実は入院2日前に父が倒れ、そのまま天国へ。

里野鈴妹

里野鈴妹

里野鈴妹さんは兵庫県出身。2023年、日本クラウン新人オーディション 準グランプリ獲得し、2024年、『バカ酒場』でデビューしました。

平成元年のヒット曲『河内おとこ節』（中村美律子）を軽快な音頭に乗って歌いました。

「関西出身なので、お祭りといえば、この曲が必ずと言っていいほど流れていたので、このリズムが体に染み付いています！」

新曲『島酒場』は、デビュー曲『バカ酒場』に続くセカンドシングルです。

「島の酒場を舞台に、行きずりの男性に恋した女性の揺れ動く心情を歌った曲です。作曲の水森英夫先生らしい耳に残るフレーズで“行ったり来たり”と繰り返すところは、ぜひ一緒に振り付けをして欲しいです！」

里野鈴妹、中山秀征

里野鈴妹、中山秀征

右肩の上にスズメを乗せて登場した里野鈴妹さん。

「このスズメは、チュン次郎と言います。お風呂に入るとき以外は、いつも一緒です（笑）」

2024年、『バカ酒場』でデビューした里野鈴妹さん。このタイトルは回文になっていて、逆さから読んでも“バカサカバ”になります。

「新曲『島酒場』を逆さから読んでみて気づいたんです。バカサマシは回文ではないけれど、“バカさ増し”になるって！　作曲家の水森英夫先生が『よく気づいたな、俺も気づかないのに』と驚いていらっしゃいました（笑）」

徳永ゆうき

徳永ゆうき

黄色いオーバーオールを着て登場した徳永ゆうきさん。

「新曲『明日に向かってプッシュプッシュ』の衣装で、初披露しました。胸の“プ”の字は、新曲にあるプッシュを意味しています（笑）。デビュー曲は水兵さんの衣装だったので、あのときもインパクトがありましたが、今回はそれ以上ですね（笑）」

まずは昭和29年、岡本敦郎さんのヒット曲『高原列車は行く』を披露しました。

「子供の頃、おじいちゃんとカラオケ喫茶に一緒に行って、この曲を歌うと、お客さんが大喜びしてくれた曲なんです」

新曲『明日に向かってプッシュプッシュ』は、フジテレビ『鬼レンチャン』に出演する音楽家meiyo氏が作詞作曲。

「ちびっこからお年寄りまで楽しんでいただける、元気の出る明るい曲です。たくさん聴いて踊ってください！」

徳永ゆうき

徳永ゆうき、中山秀征

徳永ゆうきさんは大阪市出身。2013年、『さよならは涙に』でデビューされて、13年目に入りました。

電車が大好きで、“鉄ちゃん”で“撮り鉄”の徳永ゆうきさんは、デビュー当時から車掌さんのモノマネや指パッチンで番組を盛り上げていただきました。今回も中山さんのリクエストに応えて披露していただきました。

「最近、車掌さんの生の声が少なくなって、ほとんど録音なのが残念ですね。“鼻にかかる”車掌さんのアナウンスは、いろいろ説がありますが、鼻にかかった方がお客さんの耳に届くと言われています。電鉄会社によって、アナウンスが受け継がれています」