17日、日本を代表する料理人団体であるChefooDo(シェフード)が主催する「シェフが選ぶ美酒(日本酒)アワード」が開催され、千葉県御宿町にある岩瀬酒造の「岩の井i240純米吟醸 五百万石」がフレンチ部門で三つ星を獲得した。
今回の審査委員、受賞者の皆さん
「シェフが選ぶ美酒アワード」は2026年に新たに設定したもので、食前酒、食中酒、食後酒の各部門において和食、フレンチ、イタリアン、中華と料理ジャンル別で審査を行い、それぞれの場面に合う銘柄を選定し、上位の銘柄を一つ星から三つ星までに定めて評価した。
フレンチ部門の審査委員「ラ・ロシェル」川島孝 総料理長(左)と岩瀬酒造 庄野智紀 代表取締役会長
その中で「岩の井i240純米吟醸 五百万石」は同時に「イタリアンシェフが選ぶ美酒部門」で二つ星、「中華シェフが選ぶ美酒部門」で一つ星を獲得。
フレンチ部門の審査委員、「ラ・ロシェル」総料理長の川島孝さんは、「ミネラル感と酸味と苦み、そして風味。味わった時の鼻に抜ける香りがとても良く、印象的だった」と語り、「フランス料理に合うお酒のテイストになっていて、ミネラル感の苦みが感じられたのは特徴があって、決して料理に負けないお酒」と称賛。
岩瀬酒造 庄野智紀 代表取締役会長
受賞した岩瀬酒造株式会社の庄野智紀代表取締役会長は「岩の井は水に特徴があって、好き嫌いが分かれるお酒かもしれない。ただ、それゆえペアリングに関しては絶対に負けない面白いお酒だと思っている。これからは是非うちに限らず千葉の日本酒を飲んで、自信を持ってお勧め頂ければ」と話した。
「食べるJAPAN」事務局 影山恭英プロデューサー
食べるJAPAN美味アワード運営委員会事務局の影山恭英さんは「伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産への登録が決定し、日本の良いものを世界にどう発信していくかという時にお客さまから声が上がったのと、より日本酒に特化した部門が作れないかとシェフの方からの意見もあって今回からスタートした。今年は100の日本酒が出品されたので、来年は倍の200あると嬉しい」と述べ、「今年は審査員の方々が100品全部飲んで頂いた審査だったので、まる1日かかり大変だった。より審査員を増やしていければ」と話した。
プロデューサーの島田律子さん
今回のプロデューサーで日本酒スタイリストの島田律子さんは、「今、日本酒は世界酒になろうとしていて、ひと昔のようなお酒だけを飲むのではなく、ペアリングという概念に合わせて出来上がってきている。ペアリングという観点でのアワードをつくりたいと思っていた。日本酒は懐の深いお酒でいろんな料理のジャンルに合う。

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