その中から、「山口県で『夏に行きたい滝』ランキング」の結果をご紹介します。
■2位:寂地峡/47票
岩国市の寂地峡(じゃくちきょう)は、県指定の名勝であり、西中国山地国定公園の中にある渓谷です。寂地山から湧き出る宇佐川上流に広がる峡谷には、「寂地峡五竜の滝」と呼ばれる龍尾・登龍・白龍・龍門・龍頭の五つの滝が連なり、「日本の滝百選」にも選ばれた名瀑です。
清らかな寂地川は「名水百選」にも指定されアマゴ、イワナが生息しています。遊歩道には五竜の滝を回るコースもあり、約50分ほど進めば森林の奥深く、涼やかな渓谷散策として5つの滝を全て巡ることができます。
回答者からは「清流沿いに五竜の滝など小滝が連続し、木陰の多い渓谷歩きでクールダウンできます。短い周回コースでも満足度が高く、滝の音と涼風で“歩く避暑”が叶うのが魅力。家族連れでも計画しやすい印象です」(40代男性/宮城県)、「『日本の滝百選』に選ばれた、県内随一の滝の名所だから」(40代男性/兵庫県)、「大小五つの滝と澄んだ渓流が作り出す涼やかな景色の中で自然散策を楽しめるからです」(40代女性/埼玉県)といった声が集まりました。
■1位:秋芳白糸の滝/51票
美祢市秋芳町嘉万にある秋芳白糸の滝(しゅうほうしらいとのたき)は、高さ約30m・幅約10mの名瀑で、岩肌を白糸のように滑り落ちる姿が魅力。別名「秋芳大滝」とも呼ばれます。秋の紅葉や冬の氷結の美しさも楽しめ、秋吉台カルスト台地近くの散策やドライブと合わせて訪ねたい、四季折々の自然美に触れられるスポットです。
回答者からは「とにかく涼しい!!」(30代男性/広島県)、「夏は静寂に響き合うらしく、涼しげな水音と、岩肌を白糸のように流れる滝を見てみたい」(40代女性/長崎県)、「洞窟観光と一緒に行くと、ひんやりとした空気を味わえるから」(40代女性/東京都)、「日中でも薄暗さがありますし、日差しが少なく涼しさがあると思いました。自然と滝のマイナスイオンを感じることができますし、夏の時期に最適だと思います」(30代男性/福岡県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。