今回は、「日本の滝100選の中で、好き&行ってみたい九州地方・沖縄の滝」ランキングの結果をご紹介します。
※都道府県の分類は、日本の森・滝・渚全国協議会の公式Webサイトに基づいています
■2位:観音の滝(佐賀県 唐津市)/38票
唐津市の山あい、黒髪山系の自然の中にひっそりと佇む観音の滝は、落差約45mを誇る堂々たる姿と周囲の静けさが魅力。滝壺のそばに立つ「生目観音」が印象的で、かつてから信仰の対象とされてきた歴史を感じさせます。轟音と共に流れ落ちる水が放つマイナスイオンに包まれながら、緑に囲まれた遊歩道をのんびり歩く時間は、まさに心をリセットするひととき。アクセスもしやすく、日帰りの森林浴スポットとしても人気です。
※2025年8月現在、滝の全容は観音大橋から見ることができますが、滝のふもとまで続く遊歩道は大雨の影響で通行止めとなっています。最新の情報は、佐賀県の公式Webサイトなどをご確認ください。
回答者からは「周囲が七山の自然に囲まれていて、神秘的な雰囲気を楽しめそうだから」(20代男性/千葉県)、「紅葉がとても綺麗なので紅葉の時期に行き紅葉狩りを楽しみながら滝も見たいので」(50代男性/愛知県)、「高さ45m、幅10mで、激しく落下する水流から男滝と呼ばれるほど、豪快な滝だからです」(60代男性/愛知県)といった声が集まりました。
■1位:マリユドゥの滝(沖縄県 竹富町)/80票
西表島の奥地、浦内川の上流にあるマリユドゥの滝は、遊覧船やバスに乗り、さらにトレッキングを経てようやくたどり着ける“沖縄の秘境”です。幅広の岩肌をゆったりと流れ落ちる滝の姿と周囲を包み込む亜熱帯のジャングルが、独特の景観を生み出しています。日本の滝100選で唯一の沖縄の滝ということもあり、その存在自体が特別。
回答者からは「竹富町の自然に触れたいです。あの雄大で神秘的な自然の中に滝があると考えると、うっとりします」(20代女性/東京都)、「南の離島らしく船からのアクセスが可能なところ」(50代女性/静岡県)、「滝へ向かう道中にはトレッキングコースがありハイキングの楽しさとともに自然を満喫できるため」(30代男性/東京都)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。