自然の恵みを蓄え、私たちの暮らしを豊かにするダム。All About ニュース編集部では、2025年8月22~25日の期間、全国10~70代の男女250人を対象に、「ダム(中部地方)」に関するアンケートを実施しました。
その中から、「好き&行ってみたい新潟県のダム」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:奥只見ダム/36票
ブナの森と冬は雪深い山々に囲まれた「奥只見ダム」は、新潟のダム好きから根強い支持を集めるスポットです。そのスケール感もさることながら、春から秋にかけての奥只見湖遊覧船や紅葉シーズンの美しさには目を見張るものがあります。さまざまなアクセスルートがありますが、その中でも全長22kmのトンネル群である「奥只見シルバーライン」が王道。探検家になった気分でドライブすれば、ワクワク感が高まります。都市の喧騒(けんそう)から離れて、ダムと自然が織りなす壮大な風景に身をゆだねる。そんな体験を求める人にとって、ここは特別な場所です。

回答者からは「奥只見丸山スキー場に春スキーに行くと、帰りに寄る場所です。周りが山で、もうすぐ本格的な春だなあ、と感慨にふける風景です」(60代男性/新潟県)、「日本有数の貯水量を誇る巨大ダム。発電能力も非常に高い。『銀山平』や紅葉の名所として観光客も多い」(70代男性/群馬県)、「秘境感のある只見エリアに巨大なダム湖が広がり、紅葉期は水面の色と山肌が劇的に映えます。遊覧船や周辺の林道ドライブもあわせて楽しめ、ダム&景観の満足度が高いスポットだと感じたため」(40代男性/宮城県)といった声が集まりました。


■1位:赤岩ダム/38票
新潟県中部、柏崎市の山間に静かにたたずむ「赤岩ダム」は、観光地というよりも“知る人ぞ知る”といった趣のあるダムです。派手さはないけれど、訪れてみるとその静けさと自然の美しさに心が和みます。特に春の芽吹きや秋の紅葉の季節は、ダム湖と山並みが織りなす彩りが見事で、のんびりと散策するだけでも気分がほぐれていきます。混雑とは無縁のこの場所で、自分のペースで自然と向き合える時間は、きっと忘れがたい記憶になるでしょう。

回答者からは「ダム湖の景色は静かで幻想的で、写真好きや自然散策派にもおすすめだから」(50代男性/東京都)、「写真で見て、現地を見てみたいと感じたから」(50代男性/静岡県)、「管理用ボートに乗って赤岩ダム湖を周遊できる」(40代女性/埼玉県)、「紅葉が綺麗な場所なので行ってみたい」(40代男性/兵庫県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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