「3組に1組が離婚する」ともいわれる現代。実際に離婚を決断する背景には、どのような事情があるのでしょうか。
All About ニュース編集部は2025年5月5日~6月2日にかけて、「離婚」についてのアンケート調査を実施。その中から、千葉県在住・48歳女性が教えてくれた離婚エピソードを紹介していきます。
■回答者プロフィール
年齢:48歳
在住:千葉県
同居者:自分、子ども2人
世帯年収:400万円
職業:正社員
初めて結婚した年齢:28歳
離婚した年齢:46歳
■千葉県在住・48歳女性が離婚を決意したワケ
28歳で結婚し、46歳で離婚をしたという女性。離婚を決意した背景を聞くと、「夫が始めたネット販売の起業が発端で借金が膨れ上がると同時に、金銭感覚のズレから夫婦仲が悪くなりました。また、性格の不一致と子どもたちに対する無責任な行動も多くなり、生活に行き詰まり離婚を自分から申し出ました」と語ってくれました。
また、離婚の決定打となったのは、「夫が保険を滞納していたことを隠していたから」とのこと。
「上の子どもの高校進学の際、学資保険を引き出そうとしたら、空っぽでした。夫に確認したところ、健康保険が滞納しており差し押さえられていたとのこと。ずっと隠していたようです。借金の返済は夫が弁護士に頼んでおり、全て返済や光熱費などの管理は夫に委ねていたため、自分は気付きませんでした」
子どもの学費という切実な問題において、夫が隠し事をしていたことが、離婚へと2人を導いたようです。
■「不便なりに工夫して……」離婚後に起きた変化とは
離婚後、一人暮らしを始めたという女性。
「夫が帰宅して、車のエンジン音や玄関が開く音がすると、自分も子どもたちも一目散に寝る体勢になっていました。
また、離婚をするうえで注意すべきポイントを聞くと、「段取りをきちんと決めること。とにかく住まいと初期費用の確保だと思います。子どもがいれば、隠さずに状況を伝えて学校などの環境ができるだけ変わらないよう配慮する。わが家は借金が理由で出てきましたが、もし財産分与などの問題があれば、きちんと話し合うべきでしょう」と語ってくれました。
離婚は決して“失敗”ではなく、その人がより自分らしく生きていくための1つの選択肢。その先にどんな未来が待っていたとしても、まずは夫婦の歩み方を見直すことが、よりよい人生に繋がっていくのは間違いなさそうです。
All About ニュース編集部は2025年5月5日~6月2日にかけて、「離婚」についてのアンケート調査を実施。その中から、千葉県在住・48歳女性が教えてくれた離婚エピソードを紹介していきます。
■回答者プロフィール
年齢:48歳
在住:千葉県
同居者:自分、子ども2人
世帯年収:400万円
職業:正社員
初めて結婚した年齢:28歳
離婚した年齢:46歳
■千葉県在住・48歳女性が離婚を決意したワケ
28歳で結婚し、46歳で離婚をしたという女性。離婚を決意した背景を聞くと、「夫が始めたネット販売の起業が発端で借金が膨れ上がると同時に、金銭感覚のズレから夫婦仲が悪くなりました。また、性格の不一致と子どもたちに対する無責任な行動も多くなり、生活に行き詰まり離婚を自分から申し出ました」と語ってくれました。
また、離婚の決定打となったのは、「夫が保険を滞納していたことを隠していたから」とのこと。
「上の子どもの高校進学の際、学資保険を引き出そうとしたら、空っぽでした。夫に確認したところ、健康保険が滞納しており差し押さえられていたとのこと。ずっと隠していたようです。借金の返済は夫が弁護士に頼んでおり、全て返済や光熱費などの管理は夫に委ねていたため、自分は気付きませんでした」
子どもの学費という切実な問題において、夫が隠し事をしていたことが、離婚へと2人を導いたようです。
■「不便なりに工夫して……」離婚後に起きた変化とは
離婚後、一人暮らしを始めたという女性。
「夫が帰宅して、車のエンジン音や玄関が開く音がすると、自分も子どもたちも一目散に寝る体勢になっていました。
姿も見たくないしストレスでした。電気が止まることもあったので、今は清々しく電気の止まる心配もなく快適です」と、ストレスから解放され、快適に暮らしているようです。
また、離婚をするうえで注意すべきポイントを聞くと、「段取りをきちんと決めること。とにかく住まいと初期費用の確保だと思います。子どもがいれば、隠さずに状況を伝えて学校などの環境ができるだけ変わらないよう配慮する。わが家は借金が理由で出てきましたが、もし財産分与などの問題があれば、きちんと話し合うべきでしょう」と語ってくれました。
離婚は決して“失敗”ではなく、その人がより自分らしく生きていくための1つの選択肢。その先にどんな未来が待っていたとしても、まずは夫婦の歩み方を見直すことが、よりよい人生に繋がっていくのは間違いなさそうです。
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