■同率2位:安岐ダム/20票
国東市の山あいにある安岐ダムは、のどかな田園風景の中に静かにたたずむダムです。春には約3000本の桜が咲き誇り、秋には木々が色づき、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。湖畔の道は心地よいドライブコースとして知られ、ゆっくりと景色を眺めながら走る時間も格別。観光地というより、生活の延長にあるような自然体の魅力が漂い、都会の喧騒(けんそう)を離れてほっと一息つきたい時にふと思い出す場所です。
回答者からは「春には3000本のソメイヨシノが咲き誇りダムと美しい春の風景を楽しむことができるから」(20代男性/京都府)、「周囲の自然景観が美しく、静かに散策できる場所だから」(30代女性/東京都)、「『安岐ダムいこいの広場』として親しまれ、周囲には散策路や桜の名所もあります。特に春には桜祭りが開催され、多くの人々が訪れるからです」(40代女性/埼玉県)といった声が集まりました。
■同率2位:耶馬溪ダム/20票
奇岩と渓谷が織りなす耶馬渓の景観にしっとりと溶け込む耶馬溪(やばけい)ダム。その存在自体が風景の一部のようで、四季の移ろいが織りなす自然美に心が洗われます。とりわけ秋の紅葉は見事で、色づく山並みとダム湖のコントラストが見る人を惹きつけてやみません。遊歩道を歩いたり、展望台からゆったり眺めたりと、過ごし方もさまざま。水上スキーやカヌーなどアクティビティも充実しています。
回答者からは「秋の紅葉シーズンがとても素晴らしく、湖面に映る山々の彩りが幻想的で、再訪し観たいです」(50代男性/広島県)、「水上スキーができるようだから」(20代女性/北海道)、「ダム湖祭りがあったり、観光名所になっているらしいから行ってみたい」(50代男性/静岡県)、「岩や若葉もみじも見てみたい」(50代男性/徳島県)といった声が集まりました。
■1位:大山ダム/23票
日田市の自然に抱かれるように位置する大山ダムは、景観の美しさと観光の楽しさをあわせ持つスポット。春には湖畔を桜が彩り、晴れた日には空と水面が溶け合うような景色が広がります。周辺には温泉やフルーツ狩り施設があり、家族連れにも人気。わざわざ足を運びたくなるような心地よさがあり、週末のドライブにもぴったりです。人気漫画『進撃の巨人』(講談社)の作者の出身地であり、作品にちなんだ銅像も設置されています。自然のなかでゆったり過ごしながら、その土地の恵みや風土にも触れられる場所です。
回答者からは「ダムの所在地は漫画、進撃の巨人の作者の出身地。登場キャラクターの銅像が設置されており、ファンの聖地となっています」(40代男性/山形県)、「3人の銅像と写真が撮りたいから」(50代男性/愛知県)、「山間の自然に囲まれ、湖面の景色が美しいから」(20代女性/東京都)、「大分で一番有名なダムだからです」(50代男性/兵庫県)といった声が集まりました。
※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。