旅の途中で立ち寄るだけでなく、目的地そのものになる道の駅が全国各地に増えています。地域の食や文化、自然を丸ごと体験できる施設は、ドライブや観光の楽しみを広げてくれる存在です。


All About ニュース編集部では、2025年9月3~4日の期間、全国10~60代の男女237人を対象に、「道の駅(旅の目的)に関するアンケート」を実施しました。その中から、旅の目的地にしたいと思う「富山県の道の駅」ランキングの結果をご紹介します。

■2位:KOKOくろべ(黒部市)/39票
黒部市にある「KOKOくろべ」は、北アルプスと日本海の自然を背景に、多彩な体験ができる2022年春にオープンしたばかりの新しい道の駅です。地元産の新鮮な農産物や海産物を味わえるほか、観光拠点としても人気を集めています。立山連峰が見渡せる展望台や子ども用のプレイエリアがあり、ファミリー連れに人気。黒部峡谷観光とあわせて訪れる人も多いスポットです。

回答者からは「新しい道の駅で、遊べる広場が充実しているから」(30代女性/岡山県)、「黒部の玄関口として立山連峰の絶景を楽しめ、地元の食材や特産品も揃っていて旅の途中に立ち寄りたいと思いました」(40代男性/福島県)、「黒部ダムへ観光した際に立ち寄ってみたいと考えたため」(30代男性/佐賀県)、「ふわふわドームはこどもが喜びそうだから」(30代女性/神奈川県)といった声が集まりました。

■1位:氷見(氷見市)/52票
富山湾の海の幸に恵まれた「氷見」が堂々の1位にランクイン。見て、買って、味わえる「ひみ番屋街」では、新鮮な魚介類を堪能できるほか、立山連峰と氷見市沖に浮かぶ唐島を望む景観も魅力です。敷地内には源泉掛け流しの天然温泉「氷見温泉郷 総湯」や無料で誰でも楽しめる足湯があり、観光客はもちろん、地元の人々からも愛されるスポットです。

回答者からは「海の幸が豊富で、新鮮な魚介を味わえるのが魅力的」(30代女性/大阪府)、「足湯や温泉もあり、海の幸旅に最適なため」(20代男性/神奈川県)、「日本海の新鮮な海の幸が楽しめるのが魅力です。特に寒ブリで有名な氷見漁港の近くにあり、地元ならではのグルメを味わえるのが嬉しいです。
食事を目的に訪れるだけでも満足感があります」(20代男性/静岡県)、「氷見うどん、氷見牛などのグルメが楽しめるから」(40代女性/神奈川県)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです
この記事の筆者:坂上 恵
All About ニュースの編集者。オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに参入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
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