All About ニュース編集部では、全国20~70代の男女500人を対象に、「洗濯機のメーカー」に関するアンケートを実施しました。その中から、「現在使用している洗濯機のメーカー」ランキングの結果をご紹介します。さらに、調査で判明した結果について、「All About」デジタル・白物家電ガイドのコヤマタカヒロさんに解説してもらいました。■2位:日立/121票日立の洗濯機は、省エネ性能と高い洗浄力を両立させた「ナイアガラビート洗浄」などの独自機能を備えています。洗剤・柔軟剤の自動投入や静音設計など日常の利便性にも優れており、家庭で安心して長く使える点が高く評価されています。回答者からは「ビートウォッシュが魅力的だった」(30代男性/愛媛県)、「実家で長年日立を使っており、結婚してからも日立にこだわっている」(50代女性/石川県)、「洗濯槽の見えない部分の汚れも菌も洗い流してくれる"洗濯槽自動おそうじ"があるのがよかった」(20代女性/奈良県)といった声が集まりました。■1位:パナソニック/167票独自の「泡洗浄」や温水による頑固汚れ対策が高く評価されるだけでなく、長期にわたって使用しているという声も多いパナソニック。洗濯槽を清潔に保つ自動槽洗浄や、使用状況に応じて最適運転を行うAIセンサーなどの機能も豊富です。回答者からは「ネームバリュー、製品の質が良かった為」(30代女性/神奈川県)、「昔からナショナル、パナソニックで安心感があっていつも同じメーカーのを使用している」(50代男性/愛知県)、「故障の少ないメーカーだから。機能と価格のバランスが良かった」(40代女性/大阪府)といった声が集まりました。※回答者からのコメントは原文ママです■専門家は結果をこう見る!今回の調査で判明した結果について、「All About」デジタル・白物家電ガイドのコヤマタカヒロさんに解説してもらいました。●コヤマさんのコメント「現在の洗濯乾燥機のさまざまな技術を生み出しているのが、日立とパナソニックの2大メーカーです。2社で国内市場の6割以上のシェアを占めており、それぞれ人気のポイントがあります。日立は『ナイアガラ(ビート)洗浄』や『AI洗濯』、『風アイロン』などの機能が支持されています。洗浄力重視ならタテ型洗濯乾燥機、小容量ならアイロンいらずでシワなく乾燥できるドラム式洗濯乾燥機が人気です。パナソニックはいち早く温水洗浄機能やヒートポンプ乾燥機能を実現したメーカーで、高い洗浄力と短時間でカラッと乾きつつ、省エネ性も高いという使い勝手の良さが魅力です。温水と泡洗浄の組み合わせにより、頑固な皮脂汚れや臭いが付着した衣類から、おしゃれ着まで多彩なコースで最適に洗うことも可能。また、ヒートポンプ乾燥機能は省エネとスピード乾燥の両立を実現しています。どちらも非常に魅力的なラインアップがそろっているといえます」※回答者からのコメントは原文ママですこの記事の回答者:コヤマタカヒロ1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。