よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)に隣接する里山ガーデンでは、9月20日~10月19日までガーデンネックレス横浜2025「秋の里山ガーデンフェスタ」を開催。今秋は「夕焼け色の丘」をテーマに、市内最大級1万平方メートルの大花壇を無料で公開します(画像は全て提供)。


■「里山ガーデンフェスタ」について
里山ガーデンは2017年春に開催された「第33回全国都市緑化よこはまフェア」の会場として、よこはま動物園ズーラシアに隣接した場所に整備されました。

横浜市は同フェアの成果を継承し、花と緑の文化を発信することを目的に「里山ガーデンフェスタ」を春と秋の年2回開催。市内最大級となる約1万平方メートルの大花壇を無料で公開しています。

■2025年秋の見どころは?
市内最大級1万平方メートル大花壇の今秋のテーマは「夕焼け色の丘」。キバナコスモス、コスモス、サルビア、ジニア(百日草)、アンゲロニアなど約100品種15万本の花々で、黄色、オレンジ、赤やピンク、紫のグラデーションを表現します。

里山ガーデンで使用している花苗の9割以上は横浜市内産。人気のコスモスは咲く時期が異なる品種を植えてあるので、期間中、何度訪れても異なる風景に出会えそうです。

正面入口広場で来場者を迎えるウエルカムガーデンでは、花々にハロウィンの飾りを加え、秋の訪れを演出します。また、花々と一緒に記念撮影ができるガーデンベンチのフォトスポットが新たに設置されます。

あわせて、2027年に横浜市で開催される「GREEN×EXPO 2027」のPRとして、フォトスポットの設置やポスター、展示なども実施。開催に向けての機運を高めます。

■花に親しむイベントにも注目!
秋の里山ガーデンフェスタでは、花に親しむイベントも実施。
草花の色や形の違いを発見して楽しむヒントを分かりやすく記載した「花さがしーと」(三上真史さん監修)3000枚を先着順で無料配布します。お子さんと一緒に、里山ガーデンで個性豊かなお花や葉っぱを探すのに役立ちそうです。

また、花にまつわるワークショップも開催。10月3日と4日に行われる「ハギレを使ったお花づくりワークショップ」では、洋服を作る過程で使われなかった布を再利用し、枯れない布のお花を制作します。時間は10:30~15:00で、当日会場で受付します。有料(数に限りがあります)。

このほか、期間中の木、土、日、祝日(各日10:00~15:00)は、市民ボランティアによる里山ガーデンのガイドが実施されます。

■ガーデンベアのグリーティングやキッチンカーの出店も
イベント公式キャラクター・ガーデンベアは「花と緑」と「人」をつなぐガーデンの妖精です。日にち限定でガーデンベアのグリーティングが行われます。日時は公式Webサイトで発表予定。ぜひ会いに行ってみてください。

正面入口広場やウエルカムガーデンでは、地産地消の軽食やスイーツ、ドリンクのキッチンカーが日替わりで出店。
花・みどり・環境に関する展示や物販も行われます。

■スタンプラリーでズーラシア平日半額に
よこはま動物園ズーラシア、フォレストアドベンチャー・よこはま、トレイルアドベンチャー・よこはまとの連携企画として、秋のデジタルスタンプラリーを開催。

里山ガーデン内に掲示されている4カ所のスタンプを集めると、平日限定でズーラシア入園料5割引きなどのサービスが受けられます。詳しくは公式Webサイトをご覧ください。

「秋の里山ガーデンフェスタ」情報
場所:里山ガーデン(よこはま動物園ズーラシア隣接・横浜市旭区上白根町1425-4)
期間:2025年9月20日~10月19日
時間:9:30~16:00
入場料:無料
アクセス:JR横浜線・市営地下鉄「中山」駅、相鉄線「鶴ケ峰」「三ツ境」駅からバス

この記事の執筆者:田辺 紫 プロフィール
神奈川県在住コピーライター。2001年2月より総合情報サイト「All About」で横浜ガイドを務める。2009年4月、第3回かながわ検定 横浜ライセンス1級取得。「横浜ウォッチャー」として、ブログ、SNSを運営。
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